「TAKUMIエンジンオイル」をご存知ですか?
TAKUMIエンジンオイルは、株式会社TAKUMIモーターオイルが販売しているエンジンオイルです。
2025年11月にブランド名が「TAKMO(タクモ)」に変わりましたが、この記事では、記事名に合わせてTAKUMIエンジンオイルと呼びます。
この記事では、TAKUMIエンジンオイルの評判と、2026年10月時点の公式サイトに載っているラインナップを紹介します。
エンジンオイルを選ぶときに見る「粘度」と「規格」
TAKUMIの製品を見る前に、エンジンオイルの缶に書かれている表示の読み方を押さえておきます。
粘度(例:5W-30)
- 「W」の前の数字(5Wの「5」)は低温側の性能で、数字が低いほど寒い朝でもオイルが固まりにくく、エンジンがかかりやすい
- ハイフンの後の数字(「30」)は100℃での粘度を表し、数字が高いほど高温でも厚い油膜を保ちやすい
出典:TAKMO公式「オイルの粘度とは?5W-30表記の意味を徹底解説」
規格
- ガソリン車用のAPI規格は「S」で始まる2文字で、後ろのアルファベットが進むほど新しい規格(2026年現在の最新はSQ)
- ほかに、ILSAC規格(GF-6など)や、欧州のACEA規格がある。TAKMOはディーゼル用のDL-1規格などの認証情報も公開している
出典:TAKMO公式「エンジンオイルの品番・API規格・ACEA規格の見方」
どの粘度・規格を選べばよいかは、車ごとに決まっています。
まずは車の取扱説明書で、指定されている粘度と規格を確かめましょう。
オイルの交換時期も、取扱説明書やメンテナンスノートに書かれた目安に従ってください。
TAKUMIエンジンオイルの評判
TAKUMIエンジンオイルの最大の特徴は、高品質オイルを低価格で購入できるという事です。
低価格の理由は、メーカーの公式サイトで次のように説明されています(2026年9月18日確認)。卸売業者を通さずに流通コストを削減していること、基礎研究を終えた製品に絞って開発コストの増加を避けていること、最新鋭の工場で製造して在庫を持たないことの3つです。
海外については「世界25ヵ国以上への販売実績」があると公式サイトに書かれています。
出典:TAKMO(旧TAKUMIモーターオイル)公式サイト「BRAND」/同「よくある質問」
実際に使っている人の評価は、通販サイトやレビューサイトの点数で確かめられます。
- Yahoo!ショッピングの公式ストア(5W-30 4L):総合評価4.71(744件)
- みんカラのパーツレビュー(TAKUMIモーターオイル全体):4.53(40件)
- 公式通販ショップ(5W-30 4L):4.75(16件)
出典:Yahoo!ショッピング レビュー一覧/みんカラ パーツレビュー/TAKMO公式通販ショップ レビュー
3つのレビューを通して読むと、「エンジン音が静かになった」「回転がなめらか」「価格を考えれば良い買い物」という趣旨の投稿が目立ちます。
なお、TAKUMIモーターオイルは2025年11月5日にブランド名を「TAKMO(タクモ)」へ変更しました。会社名は株式会社TAKUMIモーターオイルのままで、公式サイトでは「これまでのTAKUMIモーターオイル製品に関する品質・保証・サポート体制は一切変わりません」と説明されています。
出典:TAKMO公式サイト お知らせ(2025年11月5日)
TAKUMIエンジンオイルの評判が悪いと言われる理由
点数は高いのに「評判が悪い」と検索されるのはなぜでしょうか。公式サイトの説明と、低い評価を付けた人のレビューを読むと、理由は次の4つに整理できます。
理由1:製造工場が非公開
公式のよくある質問には「製造工場の情報は非公開となっております」と書かれています。公式サイトは「MADE IN JAPAN」のオイルだとうたっていますが、どこで作っているかが分からないことが、「安いのには理由があるのでは」という不安につながっています。
出典:TAKMO公式サイト「よくある質問」/同「BRAND」
理由2:「化学合成油」の表記に疑問を持つ人がいる
Yahoo!ショッピングのレビューには、商品説明の「化学合成油」という表記と、缶に書かれた分類(部分合成油)が食い違っていると指摘する星3の投稿があります(2016年3月)。表記の受け止め方で評価が分かれている、ということです。
出典:Yahoo!ショッピング レビュー一覧
理由3:サーキットなど高負荷では油圧が下がったという報告
同じレビュー一覧には、サーキット走行で油温が上がると油圧が100kPaを下回ったという星3の投稿が2件あります(2020年12月:油温120℃くらいで/2021年2月:油温110℃で)。どちらもサーキット走行という高負荷での報告で、2021年2月の投稿は「普段使いでは全く問題なく」としたうえでのものです。普段の街乗りと同じ感覚でスポーツ走行に使うと不満になりやすい、ということです。メーカーも「メーカー推奨粘度よりも低い粘度はお勧め致しません」としています。
出典:Yahoo!ショッピング レビュー一覧/TAKMO公式サイト「よくある質問」
▶ 動画で確認:筑波サーキットでのオイル限界テスト
自動車専門メディアのベストモータリング公式が、TAKUMIモーターオイルの頭文字Dタイアップ品を筑波サーキットで走らせて試した動画です。サーキットのような高負荷での使われ方を映像で確かめられるので、この節に置きます。
出典:Best MOTORing official ベストモータリング公式チャンネル「頭文字Dオイルってどうなの!? オイル限界テスト【Hot-Version】2021」(YouTube・約13分)
理由4:欧州車向けの規格(ACEA)は取得していない
公式のよくある質問では、ディーゼル車用のJASO DL-1規格を取得している一方で、「ACEA規格【欧州車向けオイル規格】は取得しておりません」と明記されています。欧州車に乗っていて規格を重視する人には選びにくく、そこが「合わなかった」という評価になっています。
出典:TAKMO公式サイト「よくある質問」
以前の不満だった「通販でしか買えない」は解消
以前は通販中心で、自分で交換できない人は持ち込み交換を頼む必要がありました。現在は公式サイトの取扱店舗ページに「全国のジェームスにて販売中」と書かれており、店頭でも買えるようになっています。
出典:TAKMO公式サイト「取扱店舗」
TAKUMIエンジンオイルの種類(ラインナップ)
2026年10月時点で、公式サイトの「エンジンオイル&添加剤」に載っている自動車用エンジンオイルは、次の6シリーズです。
| シリーズ | 公式サイトの説明 | 粘度と規格 |
|---|---|---|
| HYBRID | 省燃費車・ハイブリッド車や、低粘度オイルが指定された最新のスポーツカー向け。最新のベースオイルにPAOを配合 | 0W-16・0W-20・0W-30 (規格は製品ページ内で表記が2通りあるため省略) |
| HIGH QUALITY | シリーズの中核。新世代ベースオイルHIVIを使った100%化学合成油で、街乗りからスポーツ走行まで | 5W-20(SQ/RC・GF-7A) 5W-30(SQ/RC・GF-7A) 5W-40(SQ/CF) 10W-40(SQ/CF) |
| X-TREME | サーキット走行など高負荷向け。清浄分散剤は最低限で、交換は短め(サーキット走行ごと、3,000km程度)としている | 0W-40(SN) 5W-50(SM/CF) 10W-40(SN/CF) 10W-60(SM/CF) |
| MICRO TITANIUM MELT | 液化マイクロチタンを配合した100%化学合成油。高性能エンジンから日常使いまで | 5W-30・5W-40・10W-55・15W-60(いずれもSN) |
| STANDARD | 旧車や年式の古い車向けの鉱物油。やや硬めの粘度 | 10W-40 |
| CLEAN DIESEL | 乗用車のクリーンディーゼル・DPF装着車向け(DL-1)。バス・トラック向けのDPF CLEAR(CF-4/DH-2)もある | CLEAN DIESEL 0W-30・5W-30(DL-1) DPF CLEAR 10W-30・10W-40・15W-40(CF-4/DH-2) |
出典:TAKMO公式サイトの各シリーズのページ(表のシリーズ名から開けます)
容量は4L缶と20L缶が中心です(シリーズや粘度によって5L缶や20L缶のみのものもあります)。
2026年9月24日には、HIGH QUALITYシリーズに新しく0W-20(API SQ/RC・ILSAC GF-7A)が加わりました。
公式の発表では、4L缶が6,790円、20L缶が23,990円(いずれも税込)です(出典:TAKMO公式サイトのお知らせ(2026年9月25日))。
価格は時期や販売店によって変わるので、購入するときは公式通販や販売店で最新の価格を確かめてください。
TAKUMIエンジンオイルのまとめ
- 評価の点数は高く、悪い評判の中身は「製造工場が非公開」「表記の受け止め方」「サーキット走行での油圧」「ACEA規格を取得していない」
- 公式サイトでは、あらゆるシーンに対応するHIGH QUALITY、低粘度指定車両向けのHYBRID、サーキット向けのX-TREME、旧車向けのSTANDARD、クリーンディーゼル向けのCLEAN DIESELなど、対象となる車や使い方ごとにシリーズを紹介している
- どの粘度・規格を選ぶかは、まず車の取扱説明書で確かめる
- 通販のほか、公式サイトの取扱店舗ページでは全国のジェームスで販売中と案内されている
↓TAKUMIエンジンオイル(TAKMO)の公式サイトはこちら
▶ https://takumi-motoroil.co.jp
愛車は定期的にメンテナンスをして大切に乗ってくださいね。
以上、今回は『TAKUMIエンジンオイルの評価や評判は?価格や種類も!』について紹介しました。


