カイラインクーぺの維持費

スカイラインは日産自動車が販売している日本を代表する車です。

このスカイライン、スポーツカーのイメージが強いですが、2006年11月セダンで誕生し、後の2007年10月にスカイラインクーペが追加されます。

現在は4ドアセダンと2ドアクーペの2タイプがメインとなっていますが、近年になりクロスオーバーというSUVタイプも追加されました。

スカイラインクロスオーバーSUV

このページでは、V36型スカイラインクーペの維持費や価格、加速や馬力などスペックについて紹介していきたいと思いますが、少しスカイラインの誕生についてふれてみましょう。


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スカイラインの誕生

スカイラインクーペの歴史は、1970年までさかのぼります。

1970年10月スカイラインGTRに2ドアハードトップが追加され、GTRは2ドアハードトップのみの設定となります。

スカイラインGTRに2ドアハードトップ

それから1年後の1971年9月にスカイライン2000GT-Xの2ドアハードトップが発表され、第1回カーオブザイヤーを受賞しました。

スカイライン2000GT-Xの2ドアハードトップ

もともと初代スカイラインは4ドアで、1957年4月に富士精密工業が開発し販売していました。初めは1灯式のセダンでしたが、1960年2月に2灯式のセダンに変更されます。

そして1960年11月、第24回トリノショーでスカイラインスポーツがデビュー、1963年9月に2代目スカイラインが誕生します。

2代目スカイライン スカイラインスポーツ

1961年には富士精密工業からプリンス自動車工業に社名が変更されますが、1966年日産自動車と合併する事となります。

この合併によりスカイラインは「プリンス スカイライン」から「日産スカイライン」になっていくのです。

その後スカイラインはセダンとクーペの設定でハコスカと呼ばれる3代目、ケンメリと呼ばれる4代目、5代目のジャパンとなっていきます。

スカイライン3代目「ハコスカ」
スカイライン3代目ハコスカ

スカイライン4代目「ケンメリ」
スカイライン4代目 ケンメリ

スカイライン5代目「ジャパン」
スカイライン5代目 ジャパン

6代目ではエンジンを4気筒にしたR30型が誕生し、後期型は「鉄仮面」の愛称で親しまれました。

スカイライン6代目「鉄仮面」
スカイライン6代目 鉄仮面

7代目はR31型です。

スカイライン7代目「R31型」
スカイライン7代目 R31型

R31はRB20DETという新型エンジンが搭載されましたが、GTRの称号はあたえられずGTS-Rの称号がつけられました。

そして時代を変えたともいわれる8代目のR32です。

スカイライン8代目「R32型」
スカイライン8代目 R32型

トップグレードには2000GTS-tが据え置かれ、2000GTS-4の4WDが設定されたのもこのR32型です。

このR32型は、GTRが復活したモデルでもあり、ユーザーがこぞって「GTR顔」にしていたのを思い出します。

9代目R33型ではGTS-tの排気量が2.5Lに引き上げられます。

スカイライン9代目「R33型」
スカイライン9代目 R33型
10代目はR34で、この型を最後にスカイラインのラインナップの中からGTRは消え、GTRとして独自の道を歩むこととなります。

スカイライン10代目「R34型」
スカイライン10代目 R34型

11代目からは「R」ではなくV35となり、排気量が3.5Lにひきあげられ、12代目のV36型では3.7Lまで引き上げられることとなります。

RからVに変更されたのは、エンジン形式が変わったためです。

R34型までRB型エンジン(直列6気筒)を搭載していましたが、V35型からVQエンジン(V型6気筒)に変更されたため、VQエンジンのVを取ってV35型となりました。

スカイライン12代目「V35型」
スカイライン12代目 V35型

そして、スカイラインセダンはV37型になっていますが、スカイラインクーペはこのV36型が現在の最終モデルとなっています。

スカイライン13代目「V36型」(現行モデル)
スカイライン13代目 V36型 現行モデル

スカイラインクーペの維持費や価格

スカイラインセダンはすでにV37型が販売されていますが、クーペはV36型のままです。

ここではクーペであるV36型スカイラインクーペについてご紹介していきたいと思います。
スカイライン13代目 V36型 スカイラインクーペ

V37型スカイラインクーペの新車販売価格(車両本体価格)は次の通りです。

グレード トランスミッション 車両本体価格
370GT TYPE SP ATx 502万円
370GT TYPE SP 6MT 491万円
370GT TYPE S ATx 473万円
370GT TYPE S 6MT 462万円
370GT TYPE P ATx 454万円
370GT ATx 422万円

V36型スカイラインクーペはスポーツカーというよりは、ラグジュアリースポーツといった感じです。

外観を見ても流麗的ボディにメッキグリル、大口径アルミホイールといった具合に高級感が漂っていますが、2ドアクーペという事でスポーティ感もうかがえる2面性を持っている車となっています。

先代からの歴史を引き継いで、スカイラインとしての立場に君臨しているものの、V36型スカイラインクーペの流通量は多いとは言えません。

中古車市場でも価格にばらつきがあり、初期型だと100万円程から、新しい年式だと300万円を超えるものまでと幅があります。

前述したとおり流通量が少ないのが現実で、中古車で自分にピッタリの一台を探すことはなかなか困難なようです。

V36型スカイラインクーペの維持費で一番気になるのが自動車税です。

V36型スカイラインクーペは、排気量が3.5L超4.0L未満になりますので自動車税は少し高めの66,500円になりますが、これは1年に1回の納税となります。

重量税は1690kgですので、エコカー減税非対象外・~2t・車検有効期間2年で32800円となります。

ただし重量税は、条件によって変わってきますのでこれはあくまでも一例となります。

自動車保険については自賠責保険が24か月で27840円、任意保険料においては年間で7万円~10万円程見ておいた方がよさそうです。

自動車重量税と自賠責保険は車検時にお支払することになりますので基本2年に1回ですが、検査料や手数料のほか修理箇所があればプラスされますので、10万円から15万円程と考えると維持費として一番お金がかかります。

任意保険はほとんどの保険会社が月払いにも対応しているので、高額になる場合は1年更新の12ヵ月払いにすると良いでしょう。

任意保険はあくまでも任意ですが、加入していないと万が一トラブルがあった場合、対応が困難になります。

加入しておけば保険会社がすべて対応してくれますので、加入することをおすすめします。

それから最低限の定期的メンテナンスとして必要になってくるのはエンジンオイル交換です。

これは走行距離が5000㎞ごとにオイル交換、10000㎞ごとにオイルエレメント交換が必要になります。

エンジンオイルの交換はしっかりやらないと、燃費の低下や性能の低下につながりますので、しっかりと実施することをおすすめします。

金額的にはオイル交換が2500円から3500円程、エレメント交換をしてもプラス2000円から3000円程と思われますので、それほど高額にはなりません。

高額になってくるのはタイヤ代です。フロント225/45/19でリヤ245/40/19ですから、けっこういい値段になってしまいます。

225/45/19で平均価格が24000円から30000円程、245/40/19だと25000円から32000円程になるようです。

最近は純正サイズでもタイヤとホイールが大口径化されてきていますので、他の車種と比べても一般的サイズ、一般的値段ではないでしょうか?

消耗品類を上げていくときりがなくなってしまいますが、ブレーキパッドくらいは頭にいれておいていただきたいと思います。

これは激しい乗り方をしない限りは頻繁にお金がかかることではないのですが、交換時期といわれたら3万円から4万円程はかかると思いますので頭の片隅にでも入れておいてください。

スカイラインクーペの加速や馬力などのスペック

では、このV36型スカイラインクーペのスペックから加速や馬力についてみていきましょう。

スカイラインクーペの加速や馬力

このスカイラインクーペは、TYPE SPとTYPE Pは6速ミッションの設定がありますが、全グレードにAT(7AT-x)設定があります。

7AT-xとはスポーツモード付オートマチックのことで、オートマチックでありながらシフト及びハンドル裏側にあるパドルシフトによってシフトをMTのように操作することができます。

パドルシフトとはシフトレバーがハンドル後ろに設けられており、ハンドルを握ったままレバーを操作することでシフトのアップダウンを操作できるようになっています。

このパドルシフトはGTR、フェアレディZにも設定されています。

スカイラインクーペのスペック(370GT type SP 7AT-x)
型式 DBA-CKV36
全長×全幅×全高 4655㎜×1820㎜×1390㎜
室内長×室内幅×室内高 1965㎜×1465㎜×1085㎜
ホイールベース 2850㎜
車輌重量 1690kg
乗車定員 4名
駆動方式 後輪駆動(FR)
ステアリングギヤ ラック&ピニオン式
サスペンション前 独立懸架ダブルウィッシュボーン式
サスペンション後 独立懸架マルチリンク式
ブレーキ 前後ベンチレーテッドディスク式
タイヤ前 225/45/19(19インチ)
タイヤ後 245/40/19(19インチ)
エンジン形式 VQ37VHR(3.7L DOHC V型6気筒)
最大出力 333馬力
最大トルク 37.0kgf-m
燃料消費率 8.9㎞/L

エンジンはNA(自然吸気エンジン)のため、鋭い加速力を持っているわけではありません。

しかし、見ての通り333馬力とかなりのパワーを持っており、合わせてトルクも37.0kgf-mとかなり太いものになっていますから、十分なパフォーマンス能力を持っています。

加速感の強い車というよりは、若干まったりと加速しながら、下から湧き上がってくるようなパワーでスピードに乗ってくるタイプのエンジン仕様になっています。

高速安定性も非常に高いようで、コントロール性能も高くハンドリングもスムーズな作りになっており、ハイパワー車でありながらも非常に扱いやすいタイプの車に仕上がっているということになります。

燃費はSPグレードとSグレードのAT-xで8.9㎞/L、MTで8.8㎞/L、Pが9.3㎞/Lでノーマルグレードが9.4㎞/Lになっています。

3.7Lエンジンでこの燃費ですから、いいとは言えないかもしれませんが、悪くない数字を出していると思います。

スカイラインクーペの内装!後部座席はどうなの?

では次に、スカイラインクーペの内装を紹介します。

内装はスポーツカーというよりは、高級車の方に近い感じでしょうか。

インパネ周りやセンターコンソール、ダッシュボードからドアに至るまでウッドパネルがつかわれています。
スカイラインクーペの内装画像

これによりスポーツカーの印象というよりも高級感を醸し出している感じがします。

また専用のマルチ液晶ディスプレイと専用のコントロールパネルがセンターコンソール上部に設けられ、上質な作りになっています。

シートは上質感の高いスポーツタイプのシートが設定されていることで、長距離のドライブも気にならないでしょう。

後部座席についてはシート周辺、足元といった部分は4人乗りという事でゆったりしているようですが、クーペという性質上、後部座席部分の高さについては、若干窮屈そうに感じます。

また、後部座席の乗り降りは前席シートを前に倒してという事になりますが、これはクーペタイプの宿命ですから、面倒でも仕方ないですね。

ただ、フェアレディZがZ33型から2シーターのみになったことから考えると、4人乗りクーペの存在価値は高いのではないでしょうか?

スカイラインクーペの評価

多くの人の「スカイライン」という車のイメージは、純粋にスポーツカーをイメージするでしょう。

スカイラインクーペ評価や評判

特にスポーツカーブームを生きてきた人からすればR32型やR33型、R34型といったスポーツ色の強いモデルこそスカイラインだと思ってしまいます。なにせ私もその一人ですから・・・。

しかし販売台数こそ少なかったかもしれませんが、このV36型スカイラインクーペは車としての出来はかなりレベルの高いものになっています。

何よりもスポーツカーが少なくなった現在の国産乗用車の実情から考えると、4人乗りクーペの存在は大きいものです。

海外の車だとメルセデスベンツやBMW、アウディなど高級車タイプのスポーツクーペは多々存在します。

スカイラインがこのタイプになったとしても全く不思議な事ではありません。

その答えとして、海外では人気車種の一つになっているからです。

このスカイライン、外観も内装もかなり上質な作りになっており、乗っていても不満やストレスは感じないのではないでしょうか。

高級車とスポーツカーの要素2つを持ったV36型スカイラインクーペ。中古車相場も高くないものも存在する今なら、狙い目の一台かもしれません。

スカイラインクーペの価格

そして日産は、次期スカイラインクーペである「V37型スカイラインクーペ」の販売に向けて動き出しているようです。

さて、次はどんなスカイラインクーペが生まれるのでしょう?期待しましょう!
 
 

以上、今回は

  • スカイラインの誕生
  • スカイラインクーペの維持費や価格
  • スカイラインクーペの加速や馬力などのスペック
  • スカイラインクーペの内装!後部座席はどうなの?
  • スカイラインクーペの評価

を紹介しました。