2016年9月5日
レクサスは、2016年1月11日に開催されたデトロイトモーターショー(正式名称:North American International Auto Show 2016)で新型ラグジュアリークーペ「LC500」を発表しました。
LC500は、2012年のデトロイトモーターショーで登場した「LF-LC」の新型で、市販化を目的として登場したレクサスのクーペ型モデルです。
2012年にLF-LCが発表されたとき、スタイルの斬新さに注目が集まりましたが、LC500はそのスタイルを引き継ぎ、進化を遂げ市販化モデルとして登場しました。
LC500は、V型8気筒5.0Lガソリンエンジン車のLC500、V型6気筒3.5LハイブリッドのLC500hの2つのグレードが設定されています。
ちなみにLC500hは、オランダのデン・ハーグにおいて世界に初披露され、2016年3月のスイス・ジュネーブモーターショー(正式名称:Geneva International Motor Show)にも登場しました。
↓ジュネーブモーターショーに登場したLC500h
↓お好きなところからご覧ください
レクサスLC500の価格(値段)はいくら?
レクサスLC500、LC500hとも正式な車両価格(値段)は発表されていませんが、LC500と同型のエンジン2UR-GSEが搭載されている現行販売車の2ドアクーペに「RCF」があります。
このRCFの価格は967万円~1044万円となっています。
いろいろな予想を見ていくと予想価格にばらつきがありますが、LC500、LC500hとも1000万円~1500万円の範囲ではないかと考えられます。
LC500、LC500hとも1000万円を超えてくることは間違いないでしょう。
予約についてはもうじき発売日が発表されると思いますので、発売日の3か月前には先行予約が開始されることが考えられます。
レクサスLC500の発売日はいつ?
2012年のデトロイトモーターショーで「LF-LC」が発表されて、2016年1月にLC500がレクサスのフラッグシップモデルとして発表されました。
↓2012年デトロイトモーターショーで発表された「LF-CL」
レクサス・GAZOOレーシングは来期の2017年から、SUPER GTの参戦車両を「RC-F」から「LC500」に変更すると発表しました。
ただしSUPER GT参戦のLC500は、GT500クラスの規定に合わせるために2.0Lの直列4気筒の直噴エンジンを搭載するようです。
そして、市販のLC500、LC500hの国内発売日については、まだ正式には発表されていませんが、2017年春に販売が予定されていると言われています。
発売日の正式発表はもう少し先の話になりそうです。
レクサスLC500の内装画像は?
↓こちらがレクサスLC500の内装画像です。
LC500の内装は、ブラウンが基調の高級感を漂わせながらもスポーツ色を出しており、シートもセミバケットタイプでありながらも高い質感を持っており、しっかりとマッチしています。
まさにレクサス色が出ている品のある内装になっています。
ただ、後部座席についてはボディ形状がクーペであるため仕方のないことですが、少し高さ的に窮屈感があるという感じがします。
↓こちらがLC500hの内装画像です。
LC500hの内装は、LC500と同じ構造となっているようですが、味のある色合いとなっています。
白基調の中にワンポイントのオレンジ(茶色?)が、なにかスポーツ色を強くしているようで、アイボリー(?)のセミバケットタイプのシートも実に自然に入り込んでいます。
この室内カラーは独特の雰囲気を醸し出しており、LC500とは真逆の仕上がりを感じます。
内装色は個人の好みもあるので、オプションでカラー設定が選択できるようになればうれしいことです。
ただ、白いシートは少し汚れが気になるような気もしますが・・・。
LC500、LC500hとも、インパネからダッシュボードにかけてすっきりとしており、違和感なく設置された液晶モニター、センターコンソールからサイドボックスまで一体感のある作り込みになっており、質の高さが感じられます。
その中に違和感なくコントロールスイッチ類が収められています。
その他、ペダルの配置やステアリングの傾角、シートのホールド性など、スポーツカーとしての走りの部分にも十分にこだわった作りになっているようです。
レクサスLC500のスペック性能は?
では次に、レクサスLC500のスペック性能などを紹介します。
LC500とLC500hの大きな違いはエンジンにあり、これによりスペックや性能といった部分で違いが出てきます。
エンジン形式やスペックを見ながら確認していきましょう。
スペック一覧 | LC500 | LC500h |
---|---|---|
エンジン型式 | 2UR-GSE | 2GR-FXS |
エンジン種類 | V型8気筒5.0L | V型6気筒3.5L+モーター2基 |
最高出力 | 477PS / 7100rpm | 300+60PS / 6600rpm |
最大トルク | 54.0kgm / 4800rpm | 35.5kgm / 4900rpm |
ミッション | 10速ATトランスミッション | 10速ATトランスミッション |
サスペンション | マルチリンク式 | マルチリンク式 |
駆動方式 | FR | FR |
全長 | 4760mm | 4760mm |
全幅 | 1920mm | 1920mm |
全高 | 1345mm | 1345mm |
タイヤ | 前245/40/21後275/35/21 | 前245/40/21後275/35/21 |
前245/45/20後275/40/20 | 前245/45/20後275/40/20 | |
乗車定員 | 4名 | 4名 |
前述からも分かる通りLC500はV8・5.0Lエンジン、LC500hはV6・3.5L+モーターとハイブリッドカーになっています。
燃費については現在公式発表されていませんが、LC500が8~10㎞/L、LC500hが17~19㎞/Lあたりが妥当な線ではないかと予想されます。
LC500エンジン
LC500hエンジン
このことからも分かるように、LC500は走りに特化したハイパワーを持つスポーツ性能の高いラグジュアリークーペとなります。
ちなみに0→100m到達が4.5秒から5.0秒といわれているようで、これはNAエンジンとしては世界でもトップレベルの加速力となります。
一方、LC500hはパワーやトルクといった走りだけではなく、燃費と静寂性も考慮されたラグジュアリークーペということです。
またLC500hのハイブリッドは、世界初のマルチステージハイブリッドが搭載されました。
マルチステージハイブリッドシステムとは、モーターを2つ使用するレクサスハイブリッドシステムと自動変速機構を持つ有段ギアを組み合わせることで、エンジン及びモーター両方の出力制御を可能としたシステムです。
馬力の違いとしては、LC500が477馬力に対してLC500hがエンジン300馬力、モーター60馬力程と言われています。
LC500はNAエンジン(自然吸気エンジン)ですので、この477馬力という数字を見るとついにターボ(過給機)なしでここまで来たのかと感心されてしまいます。
また、運動性能、安定性においても緻密な計算がなされており、高いレベルでその性能を発揮できるように作られています。
新開発のプラットホームは、エンジンを車軸の後方に置くことで重心に近づけ、低くすることで重量配分のバランスを調整し安定した走りを可能にしています。
マルチリンク式サスペンションは、上下に2本のアームを持ち、ボールジョイント配置を工夫することで手応えのよいステアリングフィールを実現しています。
レクサス初の10速オートマチックトランスミッションは、スムーズで切れの良い変速の実現を可能にし、その性能を十分に引き出すことができます。
外観はレクサスの象徴ともいえるスピンドグリルを中心に流麗的であり、ブリスターフェンダーによるワイド感も十分にあります。
このことからも空力抵抗の軽減と冷却効果アップを実現し、ワイド化及び低重心による安定化を図り、スポーツ走行において絶大的な効果を発揮する事が可能となります。
LC500、LC500hは様々な軽量化も図られています。
フロントサスペンションタワー、フロントフェンダー、サイドドア外板などにアルミ素材を採用することで軽量化が図られており、CFRPをサイドドア内側やルーフ、ラゲージドアに採用し、低重心化とヨー慣性モーメントの低減を実現しました。
このことからもLC500、LC500hには、走行性能向上のために様々な技術が盛り込まれていることがわかります。
※CFRP:炭素繊維強化プラスチック。従来のFRPよりアルミや鉄よりも低密度でありながら比強度が高く軽い素材。
※ヨー感性モーメント:車の重心位置を中心にして旋回または静止し続けようとする際に走行している車にかかる慣性力のことをさします。
安全機能についても充実化が図られているようです。
予防安全においても予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」が採用され、4つの先進安全技術がパッケージ化されました。
レーダーとカメラで前方の歩行車・車両を検知し、警報とブレーキアシスト、自動ブレーキ衝突回避支援と「プリクラッシュセーフティ」により被害軽減が可能となります。
「レーンキーピングアシスト」は車線維持のサポートをし、はみ出し運転等の予防により事故を事前に防ぐことが可能としています。
ロービームとハイビームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」は、夜間歩行者の早期発見に寄与し、「レーダークルーズコントロール」は、先行車との車間距離を保ちながら追従走行を可能にしています。
このパッケージにより、LC500とLC500hには高レベルの運動性能に高レベルの安全技術が備わっており高基準のスペックを持っていることがご理解いただけたのではないでしょうか。
レクサスLC500の動画を紹介!
これは、LC500の動画です。
美人ドライバーが運転するLC500ですが、なぜか戦闘機と共演しています。
次はLC500hの動画です。
こちらは男性ドライバーですが、花火とのコラボから女性とドライブへ。
これらの動画を見るとLC500とLC500hに大きな期待を寄せてしまいます。
まだまだ未知の部分が多数存在するLC500&LC500h。
あとは国内での正式発表を待つばかり。LC500&LC500hに期待しましょう!
以上、今回は
- レクサスLC500の価格(値段)はいくら?
- レクサスLC500の発売日はいつ?
- レクサスLC500の内装画像は?
- レクサスLC500のスペック性能は?
- レクサスLC500の動画を紹介!
について紹介しました。
定年退職し車好きなわたしは、GTRニスモを購入しようとと思っておりましたが
Lc500をみてこれだと思いました
トヨタが好きでずーとトヨタですが、一時日産のスカG(KGC110)に浮気しました
レースでは日産にやられててばかりりで、実はプリンス技術なんですがね・・・・・
マツダが連勝止めまししたが
トヨタどうしたでしたね
トヨタ7 ニッサンR382の時代ですね 笑
当時を振り返ると、エンジン。ンテナンスは抜群にトヨタは素晴らしいかったです。