フェラーリ812スーパーファストは、2017年で70周年を迎えるフェラーリが満を持して送る、V12エンジンの新たな歴史を刻むモデルです。
一般公開は、2017年3月7日にスイス・ジュネーブで開催されるジュネーブモーターショー。
今回は、一般公開直前であるスーパーファストの気になるところを、一挙ご紹介致します。
↓お好きなところからご覧ください
フェラーリ812スーパーファストのエンジンとトランスミッション
搭載エンジン
パワートレインは、自然吸気のV型12気筒フロントミッドシップエンジンです。
フェラーリ史上最強の800ps/8000rpmというパワーを誇り、最大トルク718Nm/7000rpmを絞り出します。
先行のフェラーリF12ベルリネッタで比較すると、馬力は60ps、最大トルクは28Nmのパワーアップがされています。
トランスミッションは、特別なギヤレシオ(減速比)の7段デュアルクラッチを採用し、ギヤチェンジの速度を早くしています。
最高速度は340km/h以上、0-100km/hの加速は2.9秒を叩き出します!
フェラーリ812スーパーファストの制御システム
812スーパーファストには、フェラーリ初となるスポーツ仕様の電動パワーステアリング(EPS)を搭載しています。
『サイドスリップ・アングル・コントロール 5.0 』(SSC)※1などの車体制御システムと結合することで、高いパフォーマンスを発揮します。
車体制御システムには、同社F12TdF※2で導入された後輪操舵機構を進化させた『バーチャルショートホイールベース 2.0 』(PCV)を搭載します。
バーチャルショートホイールベース
そのため、機敏なハンドリングと応答時間の短縮が実現します。
※1フェラーリの車両挙動電子制御装置
※2フェラーリF12TdF の詳しい情報は下記のフェラーリ公式サイトでご覧ください
https://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/f12tdf/
フェラーリ812スーパーファストのエクステリアとインテリア
ボディデザインは、フェラーリ社内のスタイリングセンターが手掛けました。
フェラーリF12ベルリネッタ
全長4.657×全幅1.971×全高1.276mmというサイズで、シルエットはF12ベルリネッタの進化形といったところです。
進化した部分として、空力性能は一目瞭然です。
エアロダイナミックバイパス
フロント部アクティブフラップ※4や、側面の後方にダウンホースを生むエアロダイナミックバイパスを設けてあります。
フルLEDヘッドライト
その他、フルLEDのヘッドライトはボンネットインテークダクトと一体のデザインになるなど、良い意味でシンプルになった印象を受けます。
ボディカラーは、フェラーリ70周年を記念し、”70周年レッド”を意味する『ロッソ・セッタンタ』というカラーをまとっています。
インテリアは人間工学に基づき製作された新型シートや、新ステアリングホイール、新車載インフォティメントシステム(IVI)※5などが配置された。
フェラーリ812スーパーファストのインテリア
『無駄をそぎ落としたエレガンスでスポーティな空間』を目指し製作されたインテリアは、テーマにベストマッチした仕上がりになっています。
↓参考サイトはこちらです。
https://uuroncha.air-nifty.com/blg/2012/08/post-516b.html
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1102/14/news036.html
フェラーリ812スーパーファストの価格予想!
フェラーリ812スーパーファストの価格はまだ未公開です。
価格予想をたてるとすれば、フェラーリF12ベルリネッタが3730万円なので、スーパーファストもこの価格に近くなると考えられます。
また、ベルリネッタをアップグレードしたような仕様のため、ベルリネッタの価格を超える4000万円前後の値段設定が予想されます。
フェラーリ812スーパーファストまとめ
フェラーリ70周年アニバーサリー車と言っても過言ではないこのモデル。
フェラーリファンにとっては、大切な車になりそうです。
私のような庶民には手の届かない存在の車両ですが、一度でいいので町で見かけたいものです。
以上、今回は
について紹介しました。