2017年1月13日
ランボルギーニといえば、誰もが知っているイタリアのスーパーカーを製造販売する自動車メーカーです。
そんなランボルギーニの現在のフラッグシップモデルとなっているのが、ムルシエラゴの後継車といわれるアヴェンタドールなのです。
ランボルギーニムルシエラゴ
ランボルギーニアヴェンタドール
そんなアヴェンタドールの新車価格や燃費性能、車名の由来や意味についてご紹介していきます。
↓お好きなところからご覧ください
ランボルギーニアヴェンタドールの新車価格は?
アヴェンタドールにはLP700-4のクーペタイプと、LP700-4ロードスターのフルオープンタイプが存在し、スペックは次の通りとなります。
LP700-4 | LP700-4ロードスター | |
---|---|---|
全長 | 4780mm | 4780mm |
全幅 | 2030mm | 2030mm |
全高 | 1136mm | 1135mm |
車輌重量 | 1575kg | 1625kg |
エンジン種類 | V型12気筒DOHC48バルブ | V型12気筒DOHC48バルブ |
排気量 | 6.5L | 6.5L |
最高出力 | 515kW(700ps)/8250rpm | 515kW(700ps)/8250rpm |
最大トルク | 690N・m(70.4kg・m)/5500rpm | 690N・m(70.4kg・m)/5500rpm |
駆動方式 | 4WD(ミッドシップ) | 4WD(ミッドシップ) |
サスペンション | 前後プッシュロッドシステム | 前後プッシュロッドシステム |
ブレーキシステム | 前後ベンチレーテッドディスク | 前後ベンチレーテッドディスク |
ミッション | 7速AT | 7速AT |
タイヤサイズ前 | 255/35 ZR19 | 255/35 ZR19 |
タイヤサイズ後 | 335/30 ZR20 | 335/30 ZR20 |
乗車定員 | 2名 | 2名 |
まず目に付くのが、このアヴェンタドールのエンジンの大きさです。
V12気筒で48バルブ、排気量が6.5Lでパワーが700馬力ですから、エンジンだけでも日本のスポーツカーとは全くの別物になっています。
ちなみに日産GT-R R35型のエンジンがV型6気筒24バルブ、排気量が3.8Lですからアヴェンタドールのエンジンがいかに大きいかが容易に想像できます。
パワーは700馬力ということでレーサー以外に扱えるのかとも思ってしまいますが、4WDを採用することにより、他のスーパーカーと比較すると扱いやすくなっているようです。
ミッションについては7速ATとなっていますがこれはセミオートマチックで変速を任意にすることが可能で、パドルシフトも備えられています。
今後ランボルギーニではすべてのスーパーカーにマニュアル車は設定せず、このセミオートマチックを搭載していくということです。
そんなランボルギーニアヴェンタドールの新車価格はいったいどれくらいなのでしょう?
気になるアヴェンタドールの新車価格は、次の通りになります。
ランボルギーニアヴェンタドールLP700-4
新車価格:4,317万円
ランボルギーニアヴェンタドールLP700-4ロードスター
新車価格:4,793万円
価格はLP700-4が4320万円程で、LP700-4ロードスターが4800万円程となっており、やはり価格もスーパー級となっています。
思わず「高い!」と声に出してしまいそうですが、この価格があってこそ憧れを抱かせたり、夢を与えてくれたりするのかもしれませんね。
ランボルギーニアヴェンタドールの燃費性能は?
では、アヴェンタドールの燃費性能はどうなっているのでしょう?
使用燃料はハイオクとなっていますが、ネット上やカー情報では10・15モードでの燃費が記載されていませんでしたので、実燃費について調べてみました。
口コミでの平均実燃費を見てみますと、5.46km/Lと思ったよりは燃費が良かったのですが、現在のハイオク価格を考えると、経済的とは言い難いかもしれません。
しかし逆から考えてみますと、このエンジンで5km/L以上走るのであれば良い方?とも考えてしまいます。
口コミなどでの実燃費を見てみますと約4.8km/L~約6.0km/Lとされていますので、乗り方や使用状況によっても変わって来るようです。
アヴェンタドールの意味は?
アヴェンタドールという車名の意味や由来についてもご紹介しておきます。
アヴェンタドールというのは、1993年10月からスペイン・サラサゴの闘牛場で活躍した雄牛にちなんでつけられたそうです。
なんといってもランボルギーニのフラッグシップモデルですからその活躍の意味も込めて、活躍した闘牛「アヴェンタドール」の名を冠したのではないでしょうか?
このアヴェンタドールは、2011年に市販化されてから2016年3月までに生産台数が5000台に到達したそうです。(単純計算で2千億円以上!)
4千万円以上する車が約5年間で5000台以上製造されたのですから、アヴェンタドールは期待通りの活躍をしたといってもいいのではないでしょうか?
ちなみにアヴェンタドールの他にも、「ミウラ」「ムルシエラゴ」なども牛の名前が由来となっているようです。
ランボルギーニミウラ
ランボルギーニムルシエラゴ
(カウンタックは牛ではなく、イタリア南部の方言で「驚き」という意味があります)
ランボルギーニアヴェンタドールのドアについて
アヴェンタドールのドアは開けたときにハサミの蝶番のようであることから「シザードア」と呼ばれています。
カウンタックのドアもアヴェンタドール同様でシザードアの部類に入ります。
ランボルギーニアヴェンタドール
ランボルギーニカウンタック
ちなみにガルウィングとはカモメの羽のように見えることからつけられた名称で、メルセデスベンツSLS AMGのようなドアのことをいいます。
メルセデスベンツSLS AMG
また、トヨタのセラのドアはバタフライドアと呼ばれ、跳ね上げタイプのドアを日本車で初めて採用された車です。
トヨタ セラ
跳ね上げタイプのドアはこんなふうに分けられるようですが、世間ではガルウィングの名称の方が定着しているようなので、全てガルウィングでもいいような気がします。
ランボルギーニアヴェンタドールのまとめ
ランボルギーニやフェラーリなど、いつの時代でも憧れを抱かせ続けているスーパーカーと呼ばれる車たち。
中でも30歳代後半から40歳代後半のスーパーカーブーム時代を過ごしてきた方々に大きなインパクトを残したランボルギーニカウンタック。
その血統を引き継いで、21世紀という現代で活躍するランボルギーニのスーパーカー「アヴェンタドール」。
ランボルギーニアヴェンタドール
アヴェンタドールの運転席周り
そんなアヴェンタドールを「一度は運転してみたい」「所有してみたい」と思っている方も少なくないはず・・・。
これからもスーパーカーファンに憧れを抱かせ、夢を与えるそんなスーパーカーであり続けてほしいと、心から願う今日この頃です。