2016年12月22日

ホンダが製造販売しているS660は、2015年4月から販売が開始され早1年8か月が経ちました。

S660は、その名の通り0.66L(660㏄)の軽自動車のオープンスポーツタイプで人気を集めています。

そんなS6600の株式会社M-TECによるコンプリートカーである「S660無限RA」が、限定660台でから2016年10月3日より販売開始されました。

S660無限RA M-TEC

「無限」とは、株式会社M-TECがホンダ車用のアフターパーツやコンプリートカーの販売、レース用エンジンを開発している会社です。

その前身が「株式会社 無限」でしたが、とあることからそのほぼ全てが株式会社M-TEC
に譲渡されることとなります。

そしてその株式会社M-TECが製造販売するホンダ車用パーツやコンプリートカーのブランド名を「無限」とし、現在もパーツの製造販売やコンプリートカーの製造をしています。

そんな無限ブランドから登場したS660無限RAとはどんな車なのでしょう?

ここではS660無限RAの納期や予約状況、予約方法と価格や馬力などのスペックについてご紹介していきます。





ホンダS660無限RAの納期と予約状況と予約方法とは?

S660無限RAは、限定660台の販売となっており、2016年5月26日~9月30日までに各取扱店にて予約受付をしました。

しかし、その期間内に予約が販売台数を上回った場合は抽選とされていたようで、予約期間を過ぎた現在は、新車での購入はできないというのが現状となっています。

ホンダS660無限RAの納期と予約状況

また、予約開始当初は納期を2016年10月とされていたようですが、3か月程延期されたようで、2017年1月が納期の時期とされているようです。

今後の追加販売や限定第二弾などはあまり期待できませんが、もしあった場合はホンダのホームページに取扱店が掲載されていますので、そこで予約受付をしてください。

新車購入が不可能な場合は中古車や新古車での購入となりますが、台数も少ないことから難しそうで、万が一あったとしても価格がかなり上がりそうな気配が・・・。

最終手段としてはノーマルのS660を購入して無限パーツを取り付けるということになりますが、これはかなり高くつくことになりそうです。

応募者が殺到し抽選まであるとなると、人気モデルの限定車を入手するというのは、なかなか困難でしょう。となると、転売をする人も多い気が。。。

ホンダS660無限RAの価格は?馬力などスペックも!

気になるS660無限RAの新車販売価格はいったいどれくらいだったのでしょうか?

馬力などのスペックと合わせて、ノーマル車と比較しながら見ていきたいと思います。

S660・S660無限RAのスペック比較
S600 S660無限RA
エンジン型式 S07A S07A
エンジン種類 水冷直列3気筒DOHC 水冷直列3気筒DOHC
排気量 0.66L 0.66L
最高出力 47kW(64PS)/6000rpm 47kW(64PS)/6000rpm
最大トルク 104N・m(10.6kgf・m)/2600rpm 104N・m(10.6kgf・m)/2600rpm
サスペンション 前後マクファーソン式 前後マクファーソン式
ブレーキシステム 前後油圧式ディスク 前後油圧式ディスク
駆動方式 MR MR
トランスミッション 6速MT・CVT 6速MT・CVT
全長 3395mm 3395mm
全幅 1475mm 1475mm
全高 1180mm 1180m
室内長 895mm 895mm
室内幅 1215mm 1215mm
室内高 1020mm 1020mm
価格 218万円 289万円

エンジン種類についてはS660、S660無限RAとも同じものが搭載されています。

両方の馬力などスペックについても比較してみましたが、基本スペックについての変更点はないようです。

しかし価格を比較してみますと、S660無限RAはS660より71万円高くなっており、そのコンプリート内容が非常に気になるところです。

S660無限RAはS660とどこが違う?

価格差が71万円もあるS660無限RAは、S660と比較してどこが違うのでしょう?

S660無限RAはコンプリートカーとしてどこが変更されているのかを、S660と比較しながら見ていきましょう。

フロント周りでの違いは、S660無限RAの場合専用グリルが備え付けられており、中央上部に「無限RA」のエンブレムが付けられています。

S660無限RA フロント
S660無限RA フロント

S660 フロント
ホンダS660 フロント

また、アルミホイールもS660無限RAは専用の7本スポークのBBS社製が備え付けられています。

サイドの場合、アルミホイール以外は共通の様で、変更点などはほとんどないようです。

リヤ周りについても大きな変更点はないようですが、S660無限RAの右テールランプ下にある「無限RA」のエンブレムが目を引きます

S660無限RA リヤ
S660無限RA リヤ

S660 リヤ
ホンダS660リヤ

エクステリア全体としては、S660無限RAとS660にそれほど大きな違いはないようです。

では、インテリアについて見ていきましょう。

インテリアについても基本構造はS660無限RA、S660とも共通で大きな違いはありませんが、ステアリングのデザインの違いが雰囲気を大きく変えています。

S660無限RA 室内
S660無限RA 室内

S660 室内
ホンダS660室内画像

S660無限RAはステアリングセンターマークとステアリング下部とステッチをレッドにすることで、大きくイメージチェンジされています。

さらにS660無限RAではシートを専用シートしており、スポーツ性をより高くしていることが感じ取れます。

S660無限RA 専用シート
S660無限RA 専用シート

専用シートおいっても構造が大きく違っているわけではなく、専用のカラー本革シートにすることで高級感とスポーツ性をさらに引き出しているといえます。

その他、シフトノブもS660無限RA専用品となっており、プッシュエンジンスターターには無限のロゴも入っています。

S660無限RAの足回りやマフラーは?

足回りで注目すべき点は、S660無限RA専用となるビルシュタイン製の車高調整式ショックアブソーバです。

純正で車高調が付いている車はあまりありませんが、S660無限RAはこれによってかなり運動性能が高められているといえます。

特にこの車高調により、コーナリング性能は格段にアップされていることが考えられ、純正ショックアブソーバとは違った次元の走りを楽しむことができることでしょう。

S660無限RA ビルシュタイン製車高調
S660無限RA ビルシュタイン製車高調

また、マフラーはステンレス製の無限RA専用スポーツマフラーが装着されており、S660よりも排気効率が上げられていることが分かります。

S660無限RA 専用無限スポーツマフラー
S660無限RA 専用無限スポーツマフラー

前述にもありますが、アルミホイールもS660無限RA専用のBBS社製の専用で、前15インチ、後16インチのアルミホイールが装着され、外観の雰囲気を大きく変えています。

ホンダS660無限RAのまとめ

S660無限RAは、S660のコンプリートカーということでパーツを無限の専用品にすることでその性能を高いものにしています。

しかし限定販売期間も終了し、限定660台の販売ですから入手することは非常に困難であると思われます。

ホンダS660無限RAのまとめ

S660無限RAで私が気になったのはタイヤサイズが前後違うというところで、あまりないので乗り味が非常に気になってしまいます。

そんなS660無限RA、入手困難といわれればいわれるほど、その性能を体感してみたいと感じてしまう今日この頃です。
 

以上、今回は

について紹介しました。