2016年9月28日
スズキワゴンRのフルモデルチェンジが2016年に実施され、ワゴンR新型の登場に軽自動車ファンは期待を寄せています。
しかしながら現段階での正式発表はなく、悶々とした日々が続いているのが現状です。
5代目ワゴンR
現在5代目となるワゴンRも登場から4年・・・。
まだまだ情報が少ないワゴンR新型が現段階でどうなっているのかを検証と予想をしていきます。
↓お好きなところからご覧ください
スズキワゴンRフルモデルチェンジ新型2016の価格表
スズキワゴンR新型の価格については、メーカーのホームページやインターネットのニュース、車雑誌を調べてみたのですが、正式な価格発表はされていません。
という事ですので、現行モデルの価格表を見ていきましょう。
グレード | 駆動方式 | ミッション | エンジン仕様 | 車両価格(税込) |
---|---|---|---|---|
FZ | 2WD | CVT | S-エネチャージ | 137万円 |
FZ | 4WD | CVT | S-エネチャージ | 149万円 |
FZ(DH) | 2WD | CVT | S-エネチャージ | 143万円 |
FZ(DH) | 4WD | CVT | S-エネチャージ | 155万円 |
FX | 2WD | CVT | エネチャージ | 114万円 |
FX | 4WD | CVT | エネチャージ | 127万円 |
FX | 2WD | 5MT | エネチャージ | 113万円 |
FX | 4WD | 5MT | エネチャージ | 125万円 |
FX(レーダー) | 2WD | CVT | エネチャージ | 120万円 |
FX(レーダー) | 4WD | CVT | エネチャージ | 132万円 |
FA | 2WD | CVT | 108万円 | |
FA | 4WD | CVT | 120万円 |
現行モデルの価格は最低価格が108万円で、最高価格が155万円に設定されています。
ワゴンR新型についても、大幅な価格変更とグレードの設定についてはワゴンR現行モデルと変更ないというのが大筋の見方の様です。
スズキワゴンRフルモデルチェンジ新型2016のボディカラー
ワゴンR新型のボディカラーの設定についても明確にはなっていませんが、現行モデルのカラー設定とそれほど変化はないと考えられます。
現行モデルに設定されているカラーは、次の8通りです。
・クリスタルパールホワイト
・ムーンライトバイオレットパールメタリック
・シルキーシルバーメタリック
・ブルーイッシュブラックパール
・イノセントピンクパールメタリック
・アーバンブラウンパールメタリック
・フィズブルーパールメタリック
・スペリアホワイト
↓ボディーカラーバリエーション(クリックすると拡大画像が開きます)
ワゴンR現行モデルのカラー設定は全8色となっていますが、グレードにより設定されているカラーに一部違いがあるものの、多彩なカラー設定になっています。
ワゴンR新型になった場合、同じようなカラーでも近似色による番号の変更程度はあるかもしれません。
ひとつ気になるのが、インターネットで「ワゴンR新型」で画像を検索すると、CGが出てきます。
このCGのカラーが黄緑色のような感じですので、新型になった場合には追加されるかもしれません。
スズキワゴンRフルモデルチェンジ新型2016の内装画像
スズキワゴンR新型の内装についても、現段階でははっきりしていません。
ワゴンR現行モデルの内装を見ながら、どう変更していきそうなのか予想してみましょう。
ワゴンR現行モデルの内装画像
ワゴンR現行モデルのシフトはセンターコンソール下側に位置しますが、なかなか使い勝手がいいので、ワゴンR新型になっても位置の変更はないと考えられます。
現行モデルより一つ前のモデルはコラムシフトで、少し利便性に欠けていたのでコラムシフトに戻すということはないのではないかと思います。
ただ、フロント足元のスペースを拡大するとなると、コラムシフトもあり得ると考えてしまいますが、利便性が良くないので位置変更はやはりないのではないでしょうか。
ワゴンR現行モデルは、グローブボックスが2段になっている他、ちょっとした小物入れのようなものがあります。
メーター右下にタバコが入るくらいのボックス、ハンドル下にはティッシュ箱が入るくらいのボックス、センターコンソール最下段にホルダーが設置されています。
それから左右のエアコン吹き出し口下にドリンクホルダーなど、物を置くことや収納に関しては多彩で、これもワゴンR新型へ引き継がれると思われます。
おもしろいのは一つ前のモデルにありましたが、助手席シート座面を手前に開けるとトレー付の収納ボックスが出てきます。
これはワゴンR新型になっても、ぜひ引き継いでいただきたいと思います。
ワゴンR新型になった場合、室内も少し広くなるのではないかと考えられます。
ワゴンR現行モデルの室内は、
全長:2165mm
全幅:1295mm
全高:1265mm
全長などはmm単位表示
となっており、実際に乗ってみると思っている以上にゆったりと感じます。
ワゴンR新型でほんの少しでも拡大されるようであれば、これ以上にゆったり感を感じることができると思います。
スズキワゴンRフルモデルチェンジ新型2016のエンジンなどスペックは?加速性能は?
一昔前の軽乗用車はアクセルを目いっぱいに入れても、音だけで全く加速していないと感じませんでしたか?
現在の軽乗用車は、そのころと比較すると格段に良くなっていると感じるはずです。
実際にワゴンR現行モデルのエネチャージ使用に乗ってみたところ、軽乗用車にしては非常にいい走りを見せてくれました。
まず加速についてですが、アクセルを入れるともたつきなく加速します。
そして高速域に入ってもエンジンが垂れることなく高速走行を維持する事ができ、エンジン音は大きくなるものの、以前のような苦しいエンジン音は聞かれません。
ただ、普通乗用車には負けてしまいますが・・・。
高速道路においても速度は維持できますので、エンジン性能はずいぶん良くなっていることが分かります。
ワゴンR現行モデルの馬力
S-エネチャージ:エンジン52馬力、モーター2.2馬力
エネチャージ:エンジン52馬力
となっているので、軽い軽乗用車には十分です。
ワゴンR新型ではこれよりもさらに性能をアップさせて来ると考えられるので、さらに良くなったエンジンフィーリングを感じることができるでしょう。
補足となりますが、ワゴンR現行モデルではFZグレードに5速マニュアルを設定しています。
ワゴンR新型では、この5速マニュアルの設定がなくなるという話も聞かれますので、ワゴンR新型のミッションはCVT(オートマチック)のみとなりそうです。
スズキワゴンRフルモデルチェンジ新型2016の燃費は?
ワゴンRのエネチャージとは、一般的にハイブリッドと呼ばれている仕組みとは少し異なります。
一般的なハイブリッドは、走行中に電気によるモーターが作動して低燃費を実現しています。
しかし、エネチャージは、あくまでも発電に使う分のガソリンを節約できるという仕組みです。
アクセルから足を放すと車がエンジンへのガソリンの供給をやめ、その間車は慣性走行になります。この時に電気を充電し、減速時にガソリンを使わず動いているエンジンがオルタネータを作動させ発電するので、発電に使う部分のガソリンを節約できるという訳です。
一方、S-エネチャージの場合は、エンジン+モーターの組み合わせで、他社でいうハイブリッドと同じ仕組みになっています。
ワゴンR現行モデルの燃費については、
S-エネチャージが2WDで33.0km/L、
エネチャージ2WD ATで30.6km/Lとなっています。
S-エネチャージで33.0km/Lという事なので、ワゴンR新型化されると燃費は35.0km/Lくらいまで伸びるのではないかと推測できます。
ワゴンR新型は、お財布にもやさしい車になりそうです。
スズキワゴンRフルモデルチェンジ新型2016の走りの評価や口コミは?
カー雑誌やインターネット記事を調べると、「良い」とか「悪い」といった評価や口コミよりも、期待感が大きいようです。
ワゴンR新型へのフルモデルチェンジによりS-エネチャージがどれだけ進化するか、ストロングハイブリッドの搭載はあるのかなどいろいろささやかれています。
確認は取れていませんが2ペダルミッション(クラッチのないマニュアル)の搭載など新技術の導入にも期待が持たれているようです。
この辺りの進化や導入により、他自動車メーカーに与える影響も大きくなることでしょう。
また、ワゴンRがフルモデルチェンジとなるとスティングレーも当然フルモデルチェンジされると思われますが、こちらの情報も非常に少ないのが現状です。
ワゴンRスティングレー現行モデル
ワゴンR新型2016の発表は2016年夏から2016年秋になり、2016年10月発表とまでいわれていましたが、現在は2017年までずれ込むともいわれています。
この遅れは燃費の測定問題のため、認可が取れにくいのではないかということです。
実走行でカタログ値と比較して1~2km/Lの差は当たり前と思っていましたが、想像以上に波紋を呼んでいるようです。
それでも近いうちにスズキワゴンR新型は間違いなく発表されるようなので、どんな軽乗用車になるのか楽しみにして発表を待ちたいと思います。
以上、今回は
について紹介しました。