2016年12月21日
これから日産フェアレディZ S30Zの、購入を検討されている方や乗ってみたいと考えている方必見です。
20歳からS30Zを購入した私が、オーナー目線で見た日産フェアレディZ S30Zのエンジンや内装、そして実燃費や維持費をご紹介いたします。
↓お好きなところからご覧ください
日産フェアレディZ S30Zのエンジンは?
S30Zのエンジンは、L型(6気筒 SOHC 12バルブ ターンフロー式 2000cc,2400cc)エンジンと、S20型(6気筒 DOHC 24バルブ クロスフロー式 2000cc)エンジンが採用されています。
S30Zといえばやはり、L型エンジンが主流ですね。
純正では決して速いエンジンではありません。
しかし、大衆車向けに作られた壊れにくい頑丈なエンジンは、高いポテンシャルを秘めています。
また4気筒や6気筒、排気量などで多くのラインナップが存在します。
そのため、純正で多種類のエンジンパーツを使用することで、様々なチューニングが出来るのも魅力の一つと言えるでしょう。
今だからこそ、L型エンジンのチューニングは当たり前になっています。
言い替えるなら、チューニングするのが当たり前の時代で、していないエンジンはまだまだと思われることが多々あります。
しかし、S30ZとL型エンジンとの相性は抜群で、純正でも乗り手を飽きさせません。
S30Zをこれから買われる方や乗りたいと思われている方に、私がお伝えしたいのはS30Zのフィーリングです。
考えてみて下さい。
軽四ほどの車体重量で2000ccの排気量があるんです。
また、現代の車ほどの剛性はなく、車体自体をねじりながら走ります。
それは乗り手に、とてつもないトルク感と車を操っている感覚を実感させてくれるのです。
だからこそ、チューニングはそれからで問題ないのです。
日産フェアレディZ S30Zの内装は?
S30Zの内装は、戦闘機のコックピットを思わせます。インテリアはすべて黒で統一され、硬派な印象を受けます。
低い位置に設定された運転席に座るとまず目に入るのが、大きくてほりの深いスピードメーターとタコメーター。
そして、センターコンソールの3連メーターがこちらを向き、操縦者のレーシーな気分を掻き立てます。
座った印象としては、ハンドルに対してアクセルやブレーキ、クラッチとの距離が少し遠い感じがします。
また、とても狭く、乗る際にハンドルに足をぶつけてしまうこともあります。
機能性は旧車なのであまり期待できませんが、アメリカ向けに作られた車であることからリヤハッチの収納は、タイヤが3本積める程度容量が確保されています。
日産フェアレディZ S30Zの実燃費は?
S30Zの実燃費は、街乗り5km/l、高速10km/l程度です。
平均して7km/lということになります。
旧車を乗る以上、燃費にあまりシビアになり過ぎるのは良くないですが、車の異常等の発見にもなるため確認はまめにすることをお勧めします。
日産フェアレディZ S30Zの維持費は?
S30Zにとって維持費は、一番ネックな内容です。
やっとの思いで購入しても、そこからずっと付きまとうのが維持費です。
私が年間でS30Zのために使う金額は、込み込み25万円程度です。
しかし、これにプラスして車検15万円や修理費用、ローンなどもあればその額は倍以上になる人もおられるでしょう。
これは、S30Zオーナーになるために逃げては通れない道なので、余裕を持った計画を立てなければなりません。
日産フェアレディZ S30Zのまとめ
S30Zは、人を虜にする車です。
そのため、人気が高く、クラシックカーの代名詞です。
しかし、そうであるがゆえに、誰もが乗れる車でもありません。
車は男のロマンですが、無理をしてまで、人に迷惑をかけてまで乗る必要はありません。
自分がS30Zと長く付き合うために、自分に見合ったカーライフ計画を立ててください。
私の記事が少しでも、計画のご参考に役立てて頂ければ幸いです。
以上、今回は
について紹介しました。
過去にs30、HS30に乗っていましたが、両車共に普通に乗れば8km/lは走りましたよ。L型と言っても年式によって色々と違って、48年、50年前期、それ以降の物では全然違っているのですが、ノーマルで乗られるなら、古いものの方が良く回ります。シャーシは新しくなる程少しづつ補強されていますが、重く成っていきます。