愛車にガラスコーティング剤を使用したことはありますか?

車の窓にガラスコーティング剤を塗布すると、撥水効果により窓ガラスについた水が玉のようになります。

ガラスコーティング剤の撥水作用

この効果は雨の日の運転に非常に便利で、車の速度によってはワイパーをかけなくても水滴が窓ガラス上を滑りぬけていきます。

また、曇り止めの効果もあり、気温差や湿気などによる窓ガラスの曇りにも効果を発揮します。

そんなガラスコーティング剤も、現在では様々なものが多数存在し、コーティングの仕方や使用方法も様々になってきています。

今回は、ガラスコーティング剤のおすすめや価格と比較、口コミなどをご紹介していきます。





車ガラスコーティング剤の価格と種類

ガラスコーティング剤にはガラス撥水タイプやガラス親水タイプがあります。

ここでは、車用ガラスコーティング剤のガラス撥水タイプのいくつかを一覧表にまとめてみました。

ガラスコーティング剤一覧
品名 メーカー 状態・量 使用方法 価格
ガラスコートHBストロング クリンビュー 液状・110ml 塗布 オープン
ガラコ6倍耐久 SOFT99 液状・70ml 塗布 3800円
キイロビン超撥水コーティング プロスタッフ 液状・70ml 塗布 オープン
ガラコ SOFT99 液状・75ml 塗布 オープン
スーパーレインXクイック スーパーレイン 液状・80ml 塗布 オープン
ゼロウィンドウ シュアラスター 液状・100ml 吹付 オープン
エクスクリア撥水ジェット カーメイト 液状・165ml 吹付 オープン
撥水ウォッシャー クリンビュー 液状・2.5L ウインドウウォッシャー オープン
ゼロウィンドウウォッシャー シュアラスター 液状・2L ウインドウウォッシャー オープン
ガラコウォッシャー SOFT99 液状・2L ウインドウウォッシャー オープン
スマートビュー撥水タイプ CCI 液状・2L ウインドウウォッシャー オープン
Xウォッシャー スーパーレイン 液状・2L ウインドウウォッシャー オープン
ガラコワイパー SOFT99 ワイパーゴム ワイパー作動 オープン
撥水コートワイパー NWB ワイパーゴム ワイパー作動 オープン
シレンシオエクストリーム PIAA ワイパーセット ワイパー作動 オープン

ガラスコーティングの価格については、メーカー各社が、ほとんどオープンプライスとしており定価が設定されていないようです。(ネット調べ)

上記の表に記載した量で価格を確認してみると、塗布タイプは量販店での販売価格が1000円~2000円程、通信販売の安いところだと700円程で購入できます。

スプレータイプの方も相場は1000円~2000円程となっており、ウィンドウウォッシャー液タイプだと700円~1000円程が相場のようです。

本来であれば全種類を掲載したいところですが、種類別でご説明するととんでもない数になってしまいますので、使用方法で分類してみます。

使用方法が「塗布」とされているものは、容器のキャップを外すとスポンジが付いており、ガラスをスポンジでなでていくと塗り付けるタイプで、一般的なタイプになります。

ガラスコーティングの元祖ともいえる「ガラコ」
車ガラスコーティング剤おすすめ ガラコ

 

「吹付」としているものはスプレー式またはミスト式のもので、ガラスに向けて吹き付けるタイプのものです。

スプレータイプのエクスクリア
車ガラスコーティング剤おすすめ エクスクリア
 

そして「ワイパー作動」としているものは、ワイパーゴム又はワイパープレート一式を交換するタイプで、ワイパーを作動させるだけのものになっています。

NWBの撥水ワイパーゴム
車ガラスコーティング剤おすすめ NWBの撥水ワイパーゴム
 

「ウィンドウウォッシャー」としたものは、ウォッシャー液でありながらガラスコーティング効果も発揮するものです。

クリンビューの撥水ウォッシャー
車ガラスコーティング剤おすすめ クリンビューの撥水ウォッシャー

同じタイプのガラスコーティング剤は多数ありますが、種類別にして大きく分けると、この4通りになります。

車ガラスコーティング剤の使用方法

次は、ガラスコーティング剤の使用方法を紹介します。

車ガラスコーティング剤はウィンドウに塗り込むだけでも効果はありますが、ガラスの表面をきれいにすることで効果や持続性に違いが出てきます。

車ガラスコーティング剤の使用方法と効果

性能や持続性に差が出ますので、まずはガラスクリーナーや油膜取りを使ってガラスをきれいにし、水分を取ってから使用してください。

塗布(塗り込み)タイプの使用方法

  1. キャップを外し、スポンジ部に液が染み込んだらスポンジ部をガラスあて、ガラス全体に塗り込みます。
  2. 塗り込み終了後、乾いたら固く絞った濡れタオルでムラなく拭き上げたら完了です。

  
※ものによっては乾タオルで吹き上げるものも、塗布するだけのものもありますので、必ず各使用方法を確認してください。

スプレータイプ・ミストタイプの使用方法

  1. ガラス全体に液をスプレーします。
  2. 固く絞った濡れタオル(乾タオル)でムラなく均一に広げます。

シュアラスターのゼロウィンドウは1プッシュ30cm四方ずつ実施してください。
シュアラスターゼロウィンドウ

ワイパータイプの使用方法

ワイパータイプの場合は、ワイパープレート又はワイパーゴムを交換することで、ワイパーを動かす度にゴムがガラス上をなでる際に皮膜を形成します。

ウィンドウウォッシャータイプの使用方法

容器又は袋に記載されている指示に従って希釈し、ウィンドウウォッシャー液タンクに注入することで、使用時に皮膜を形成します。

以上が大まかな使用方法となりますが、塗布タイプとスプレータイプはムラになると光が乱反射したりする恐れがあるので、しっかり拭き上げてください。

使用方法はいたって簡単ですが、必ずそれぞれの使用方法をお読みいただき、正しい使用方法と注意事項を守ってお使いいただきたいと思います。

車ガラスコーティング剤の比較とおすすめ

車のガラスコーティング剤で気になる部分は「撥水性」「持続性」「価格」になってきます。

車ガラスコーティング剤の評価や評判と合わせて、種類別にいくつかを比較してみましょう。

塗布(塗り込み)・吹付(スプレー)タイプのおすすめ

塗布(塗り込み)・吹付(スプレー)タイプでおすすめのガラスコーティング剤は以下の3種類です。

SOFT99「超ガラコ6倍耐久」

SOFT99-超ガラコ6倍耐久
フッ素系
価格:1,209円~1,739円

SOFT99「超ガラコ6倍耐久」は以下のような口コミがあります。

  • 塗ってから1ヵ月経過しましたが、水のはじき具合が変わらない。
  • 作業が意外に楽でした。
  • 窓が曇らない。
  • 3か月は完全ワイパーなしでいけました。

 

クリンビュー「ガラスコートハイブリッドストロング」

クリンビュー-ガラスコートハイブリッドストロング
シリコン系フッ素系
価格:620円~780円

クリンビュー「ガラスコートハイブリッドストロング」は以下のような口コミがあります。

  • 塗布から2か月経過で撥水力は弱くなりますが、はじいてくれます。
  • 塗りやすかったので再度購入しました。
  • 水滴は速度38km/hだと水滴飛びが少ないですが、60km/hだと飛びます。

 

カーメイト「エクスクリア撥水ジェットスプレー」

カーメイト-エクスクリア撥水ジェットスプレー
シリコン系
価格:753円~760円

カーメイト「エクスクリア撥水ジェットスプレー」は以下のような口コミがあります。

  • 塗布してすぐに効果が発揮された。
  • スプレーするだけで効果があります。
  • 作業が簡単。

 

ここで紹介した商品だと、値段よりも耐久性を気にする方には「超ガラコ」、

安くてそこそこの耐久性があるものを好む方には「クリンビューガラスコートハイブリッド」、

何よりも手軽さを求める方には「エクスクリア撥水ジェットスプレー」がおすすめです。

ウィンドウウォッシャータイプとワイパータイプのおすすめ

車ガラスコーティング剤 ウォッシャー液

ウィンドウウォッシャータイプとワイパータイプは持続性を期待するものではなく、何よりも手軽さを追求したものです。

ウィンドウウォッシャータイプはウィンドウウォッシャーを使えばある程度の撥水性を発揮しますが持続性はなく、ウィンドウウォッシャーを使うたびに効果が出るタイプです。

撥水効果については、値段や物により若干の差はあるようですが、メーカーごとに比較してもそれほど大きな差はないようですね。

価格は量販店で安いものであれば2Lで800円程のものからあり、効果な物でも1200円程で購入できます。

ワイパータイプについては若干高価になり、ワイパーゴムタイプが1本1000程から、ワイパープレートセットだと1本2500円程からとなります。

車ガラスコーティング剤 ワイパーゴム

このワイパータイプも取り付けてワイパーを使用することでガラスに皮膜を形成し、撥水効果を発揮します。

車ガラスコーティング剤まとめ

ここでご紹介した商品はほんの一部で、この他に車ガラスコーティング剤は多数存在します。

耐久性を求める方には塗布(塗り込み)タイプを、作業面の手軽さを求める方には吹付(スプレー)タイプとワイパータイプ、ウィンドウウォッシャータイプをおすすめします。

この車ガラスコーティング剤は実際に使ってみないと、その効果が実感できません。

ご購入の際に不安な方は、ネットなどで調べるだけではなく、お店の方に尋ねてからご購入することをおすすめします。
 
 

以上、今回は

について紹介しました。