2017年1月23日

2~3年前からいろいろと噂が囁かれていたトヨタの新型スープラですが、現在のところ実現に至っていないというのが現実です。

2017年の東京オートサロン2017にて、新型スープラがベールを脱ぐのでは!?とされていましたが、実際は・・・。

残念ながら、東京オートサロン2017では新型スープラに関する情報は出ておらず、結果的に何もわからずじまい・・・(残念!)

ですが、そんな新型スープラについて、現在ネット上やカー情報などから分かり得た部分についてご紹介していきます。





トヨタ新型スープラの歴史

「スープラ」という名前が日本で発表されたのは1986年6月のことで、これはセリカXXのフルモデルチェンジにより登場しました。

もともとセリカXXの海外での車名がスープラであったため、日本国内でもフルモデルチェンジにあたり車名が統一されることとなります。
 

セリカXX(海外名:スープラ)
セリカXX(海外名:スープラ)
 

国内で初めてスープラの名称が付けられたA-70前期型
国内で初めてスープラの名称が付けられたA-70前期型
 

A-70型スープラは、リトラクタブルライトに2ドアクーペのハッチバックタイプで、当時はこの斬新なデザインに注目が集まりました。

実は形が違いすぎるためあまり気づきませんが、A-70型スープラはトヨタGZ-20型ソアラと多くの部分を供用していたのです。
 

ソアラGZ-20型
ソアラGZ-20型
 

エンジンもA-70型スープラとGZ-20型ソアラは供用でしたが、中後期型になると、A-70型スープラには独自のエンジンが搭載されます。

スープラはこのマイナーチェンジによりフロントバンパー、リヤスポイラー、テールランプの形状が変更され、さらに迫力のあるエクステリアを与えられます。
 

A-70型スープラ中期型の3.0GTターボA(1988年登場)
A-70型スープラ中期型の3.0GTターボA(1988年登場)
 

3.0GTターボAは限定車で、TD04タービンを搭載したシングルターボで270馬力を発揮、特徴としてフロントバンパーにエアダクトが設置されました。

最終型で登場したのがJZA-70型の2.5GTツインターボRで、こちらは当時自主規制とされた280馬力を発揮しました。
 

A-70型後期型スープラ(JZA-70型 1989年登場)
A-70型後期型スープラ(JZA-70型 1989年登場
 

この2.5GTツインターボRは、純正でビルシュタインショックが与えられ、専用のMOMOステアリングとレカロシートが標準で搭載されていました。

また、このA-70中後期型では2.0Lで3ナンバーとなるワイドボディの設定もあり、多くのファンを集める人気車種となりました。

しかし、A-70型スープラのロングノーズは車両感覚がなかなかつかめず、国内最長といわれたドアは狭い駐車場で乗り降りに難儀したものです・・・。

そして次のフルモデルチェンジで登場したのがA-80型スープラで、現在のところこれが最終型となっています。
 

A-80型スープラRZ
A-80型スープラRZ
 

A-80型スープラRZはゲトラーク社製の6速MTが搭載されたツインターボで、大きなリアウィングが特徴となっていました。

A-80型スープラではリトラクタブルライトが廃止され、エンジンも3.0Lのターボ車とNA車となり全体的に大きくなった感がありました。

マイナーチェンジにより誕生したスープラSZ-Rは、NAでありながらゲトラーク社製の6速MTを搭載して誕生しました。

スープラはこの型を最後に、トヨタのラインナップから姿を消してしまうことになります。

トヨタスープラ新型のスペックや価格や発売時期は?

2014年にトヨタが「FT-1コンセプト」が発表されたことにより、「スープラ復活」の話が大きく取り上げられるようになりました。

FT-1コンセプト スープラ復活

FT-1コンセプト スープラ復活 2
 

この独特のフロントフェイスと大きく張り出したリヤフェンダーにより非常にスポーツ感が強く、多くの注目を集めることとなります。

FT-1はBMW社との共同開発によるもので、直列6気筒のターボ車で価格も400万円程からと非常に具体的な部分も多くありました。

しかしながらこのFT-1=スープラ新型説は否定されることとなりますが、新型スープラの誕生については否定されることはありませんでした。

新型スープラ誕生は否定されるどころか、時間がたつにつれ話題となり多くのスープラ新型の画像がネット上やカー情報から発信されることとなります。

新型スープラ

新型スープラ 2

新型スープラ 3

新型スープラ 4
 

そして最近になり、東京オートサロン2017でスープラ新型が公開されるのではないかと話題になり、ほぼ確定ではないかといわれるデザイン画像も見かけるようになります。
 

新型スープラ確定デザインと思われる画像
新型スープラ確定デザインと思われる画像
 

トヨタスープラ新型予想スペック
2.0L 2.0L(チューニングエンジン) 3.0L
全長
4380mm
全幅
1860mm
全高
1230mm
エンジン型式 8AR-FTS 8AR-FTS 不明
エンジン種類 2.0L 4気筒ターボ 2.0L 4気筒ターボ 3.0L V型6気筒ターボ
最高出力 200馬力 255馬力 340馬力
最大トルク 27.0kg・/1250回転 不明 45.0kg・/1500回転

スペックについてはネット上やカー情報などでも完全ではありませんが、ここまで具体的になるとより現実味を帯びてきます。

価格については500万円~800万円とされており、ハイブリッドの登場も噂されていますので大きな期待が持てそうです。

特に注目したいのが2.0Lクラスで、スープラ新型に2.0Lが誕生すれば現在高価とされているスポーツカーというカテゴリーに、新しい風が吹き込みそうで期待してしまいます。

その他の具体的な情報としては、プラットフォームの供用などBMW社のZ4と共通点を持つことで兄弟車となるという情報も見受けられました。

現在発売日についての正確な情報はネット上やカー情報などでも発表されていませんが、2018年発表というのが濃厚のようです。

トヨタスープラ新型のまとめ

時間がたつにつれ少しずつ明らかになって来たトヨタスープラ新型。

そして新型スープラの誕生に期待を寄せているファンは、少なくないはずです。

新しいスープラの誕生により、日本国内でのスポーツカー人気が大きく変わることは間違いないでしょう。

新型スープラの誕生が、日本国内において新しいスポーツカーブームを巻き起こしてくれることに期待しています。

最後に新型スープラの基となったといっても過言ではないFT-1コンセプトの動画をご覧ください。

プレイステーション3グランツリースモで走るFT-1

迫力満点です!

北米オートショーでFT-1コンセプトを発表!

これがFT-1の全貌!
 
 

以上、今回は

について紹介しました。