2017年3月15日
ドイツの自動車メーカで世界的に有名なポルシェは新型のパナメーラを発表、2017年3月11日、12日の両日において「The new Panamera Debut Fair」を開催。
ポルシェパナメーラ新型が7年ぶりにモデルチェンジを敢行、日本国内の市場においていよいよ正式販売されることとなりました。
そんなポルシェパナメーラ新型の価格や燃費、旧型との違いなどについて、新旧比較しながらその魅力をお伝えしていきます。
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ポルシェパナメーラ新型と旧型の違いを比較!価格は?
ポルシェパナメーラ新型は非常にグレードが多い車となっており、価格が発表されているものと、未発表のものが存在しています。
ポルシェパナメーラ新型の豊富なグレードと、グレード別の価格については次の通りとなります。
パナメーラ | 11,328,000円 |
パナメーラ4 | 11,828,000円 |
パナメーラ4エグゼクティブ | 13,030,000円 |
パナメーラ4S | 15,910,000円 |
パナメーラ4Sエグゼクティブ | 17,620,000円 |
パナメーラ4Eハイブリッド | 14,070,000円 |
パナメーラ4Eハイブリッドエグゼクティブ | 15,290,000円 |
パナメーラターボ | 23,270,000円 |
パナメーラターボエグゼクティブ | 25,400,000円 |
パナメーラターボSEハイブリッド | 価格未定 |
パナメーラSEハイブリッドエグゼクティブ | 価格未定 |
パナメーラ4スポーツツーリスモ | 価格未定 |
パナメーラ4Sスポーツツーリスモ | 価格未定 |
パナメーラ4Eハイブリッドスポーツツーリスモ | 価格未定 |
パナメーラターボスポーツツーリスモ | 価格未定 |
なんとグレード別にしてみますと、その数15グレード!日本の国産車ではありえない数のグレードが存在します。
ただしこの15グレードを2通りに分けますと、セダンタイプが11グレード、スポーツワゴンタイプが4グレードということになります。
パナメーラ新型(セダンタイプ)
パナメーラ新型スポーツツーリスモ(スポーツワゴンタイプ)
パナメーラ旧型セダンタイプ2015年7月販売モデルと価格を比較しますと、グレードは同じになりますが、価格には若干の差があります。
パナメーラ新型のベースグレードの価格は1,132万8千円となっていますが、旧型は1,038万円となっていますので、新型の方が若干高めの価格設定になっています。
また、パナメーラ新型のターボエグゼクティブの価格は2,540万円となっており、パナメーラ旧型の同じグレードと比較すると56万円程高い設定になっています。
ポルシェパナメーラ新型の価格が高くなっているということは、新技術や新デザインの投入によるもののようです。
ポルシェパナメーラ新型と旧型の違いを比較!燃費は?
ポルシェパナメーラ新型の燃費についても重要な部分であり、非常に気になる部分と言えますので、ポルシェパナメーラ旧型と比較してみましょう。
といっても、さすがに全グレード比較となるときりがないので、3グレードずつ選んで比較してみました。
ベースグレード | ターボS | SEハイブリッド | |
---|---|---|---|
型式 | |||
全長 | 5049mm | ||
全幅 | 1937mm | ||
全高 | 1423mm | ||
車輌重量 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
乗車定員 | 4名 | ||
エンジン種類 | V型6気筒DOHCツインターボ | V型6気筒DOHCツインターボ | |
排気量 | 3.0L | 4.0L | |
最高出力 | 243kW(330ps)/5400~6400rpm | 404kW(550ps)/5750~6000rpm | |
最大トルク | 450N・m(45.9kg・m)/1340~4900rpm | 770N・m(78.5kg・m)/1960~4500rpm | |
最高出力 | – | – | 100kW(136ps) |
最大トルク | – | – | 400N・m(40.8kg・m) |
システムトータル | – | – | 500kW(680ps) |
駆動方式 | FR | 4WD | |
ミッション | 8AT | ||
燃費 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
ベースグレード | ターボS | SEハイブリッド | |
---|---|---|---|
型式 | ABA-970CWA | ABA-970CWBA | ALA-970CGEA |
全長 | 5015mm | ||
全幅 | 1930mm | ||
全高 | 1420mm | ||
車輌重量 | 1810kg | 2010kg | 2130kg |
乗車定員 | 4名 | ||
エンジン種類 | V型6気筒DOHC | V型6気筒DOHCターボ | V型6気筒DOHC SC |
排気量 | 3.7L | 3.0L | |
最高出力 | 228kW(310ps)/6200rpm | 419kW(570ps)/6000rpm | 245kW(333ps)/6500rpm |
最大トルク | 4010N・m(40.8kg・m)/3750rpm | 750N・m(76.5kg・m)/5000rpm | 440N・m(44.9kg・m)/5250rpm |
最高出力 | – | – | 詳細無し |
最大トルク | – | – | 詳細無し |
システムトータル | – | – | 詳細無し |
駆動方式 | FR | 4WD | FR |
ミッション | 7AT | 8AT | |
燃費 | 11.1km/L | 9.0km/L | 12.3km/L |
ポルシェもそうなのですが、外車のカタログの場合、主要諸元が日本の国産車のカタログのように細かく記載されていないのです。
そのため、ネット上で調べても「記載なし」「詳細なし」という結果になってしまったため、表に空欄ができてしまいました。
パナメーラを新旧比較してみますと、旧型ではNA・シングルターボ・スーパーチャージャー(SC)でグレードごとにエンジンが分けられていました。
しかし、パナメーラ新型ではツインターボがメインになっており、グレードにより6気筒エンジンと8気筒エンジンに分けられています。
排気量についてはパナメーラ新型のベースグレードはダウンサイジングされているものの、ターボSやSEハイブリッドではサイズアップがされました。
ミッションについてはパナメーラ旧型では7速ATと8速ATに分けられていましたが、パナメーラ新型ではすべて8速ATとされています。
パナメーラ新型
パナメーラ旧型
この辺りが燃費に大きく影響してきそうなのですが、パナメーラ新型については記載がないので、予想をしてみたいと思います。
まずベースグレードですが新型ではダウンサイジングされているもののツインターボ搭載ですので、旧型とさほど変わらないことが予想されます。
次にターボSですが、新型ではサイズアップされ、旧型のシングルターボからツインターボになっていることを考えると、若干落ちることも予想できます。
SEハイブリッドは価格未定となっていますが、ネットカタログに主要諸元は記載されていました。
こちらは新型の排気量を1.0Lアップし、スーパーチャージャーからツインターボに変更されていますので、燃費に大きく影響してきそうです。
ただし、モーター部分が進化していることも考えられますので、これがどれだけ燃費に影響してくるのかも注目点といえそうです。
今後、試乗比較や実走行燃費なども取り上げられてくると思いますので、そちらにも着目していきたいと思います。
ポルシェパナメーラ新型と旧型の違いを比較!内装画像を紹介!
ポルシェパナメーラ新型では内装はどうなっているのでしょう?
車好きにとっては、内装というものは非常に重要になってきますので、こちらも新旧比較してきたいと思います。
ポルシェパナメーラ新型内装
ポルシェパナメーラ旧型
まず目に付くのは旧型のダッシュボードが若干盛り上がっているのに対して、新型は平面に近くなっており、視認性が高くなっていると考えられます。
シフト部分は旧型よりも新型の方がシンプルな作りになっており、操作性の向上が見受けられます。
ステアリングの形状も新型では変更されており、旧型と比較しても新型ではスイッチ類の操作性が向上されているようです。
気にならない部分ですが、センターボックスのカップホルダーが1個から2個になっている点は、なかなか重宝すると思います。
全体的に旧型も高級感はかなりのものですが、新型ではさらに高級感も上げてきていると感じる、そんな内装になっています。
内装じゃないけどリヤビューにも注目!
パナメーラ新型のリヤビュー
パナメーラ旧型のリヤビュー
ポルシェ新型パナメーラまとめ
ポルシェ社が同じカテゴリーで他に類のない仕上がりと自負する車ですから、かなり気になってしまいます。
パナメーラ新型の試乗についての詳細はネット上の広告や宣伝を確認しましたが、試乗に関することの記載はありませんでした。
ポルシェ販売店では平成29年3月12、13日と3月18、19、20日にデビューフェアを開催するとのことですので、お近くの開催店に足を運んでみてはいかがでしょう?
もしかしたらここで試乗できるかもしれないし、試乗ができなくても座ることぐらいはできるかもしれませんので、是非ともお出かけいただきたいと思います。
ちなみに平成28年12月9日からパンメーラ新型の先行予約は開始されているようですので、ご購入を考えているのであれば間違いなく足を運ぶべきでしょう!
以上、今回は
について紹介しました。