2016年8月11日に公開した記事です。2026年8月23日に、交換時期と料金をメーカー・カー用品店の公式ページで確認し直して書き替えました。
ワイパーゴムは時間とともに劣化しますので、必ず交換する必要があります。
今回は、ワイパーゴムの交換時期の目安やその交換方法、
そして、ワイパーゴム交換にかかる料金や工賃がいくらくらいかかるのかも紹介します。
ワイパーゴムの交換時期の目安は?
ワイパーゴムの交換時期の目安は、メーカーやカー用品店の案内では半年~1年です。
ワイパーメーカーのPIAAは「ワイパー本体は1年に1回、ウインドウガラスを拭くゴムは6ヶ月に1回が交換の目安です」と案内しています(2026年8月23日確認)。
出典:PIAA「ワイパー・ゴムの交換時期・目安」
カー用品店のイエローハットも、ピットメニューのページで「ワイパー:6ヶ月毎の交換をお勧めします」と案内しています。
出典:イエローハット「カーメンテナンス」

ただし、環境によっては半年くらいで劣化してしまう場合もあります。
ゴムはまったく使わなかったとしても、経年劣化といって時間とともに劣化してしまいます。さらに、紫外線、雨、雪、気温の変化によって劣化が早まります。
ですので、自宅や職場の駐車場が屋外か屋内かでも劣化の速度は異なります。つまり、半年~1年という交換時期の目安も、その車の使用環境によって前後する訳です。

そこで、ワイパーゴムの交換時期を判断する簡単な目安を紹介します。
それは「拭き残し」です。
・ワイパーで拭いた跡にスジ状の線ができたり
・ワイパーがガガガと跳ねて拭き残しができたり(ワイパーがビビるとも言います)
・ワイパーで拭いた跡に水滴が残っていたり(水がにじむ)
・拭きにムラがあったり
・拭いている時にキーキー音が鳴るようになったり

このような状態になっていたら、ワイパーゴムの交換時期です。
ただし、ビビリ音だけはゴムの劣化以外の原因もあります。JAFは、ビビり音の原因として「ガラス面の汚れ付着、撥水コーティングの影響が考えられます。また、ワイパーのゴムが劣化している可能性もあります」と説明し、まずガラス面をきれいにして、それでも改善しない場合にゴムまたはブレードごと交換するよう案内しています。
出典:JAF「ワイパー動作時にビビり音がする場合の原因と対処方法」
普段ワイパーを使っていて、「雨やウォッシャー液の拭き残しがあるな」と思ったらワイパーゴムの交換時期だと思ってください。
そして、実際にワイパーゴムを確認してみてください。弾力がなく固くなっていたり、変形していたり、ゴムの部分にヒビが入っていたりします。
交換の間隔はあくまで目安です。期間が来ていなくても拭き残しが出たら交換し、逆に目安の期間を過ぎたまま使い続けるのは避けてください。

安全のためにもフロントガラスはきれいに拭いて視界を確保してくべきですので、少しでも「ワイパーで拭いているのにちょっと見にくいなぁ」と思ったら、ワイパーゴムを必ず交換するようにしてください。
ワイパーメーカーのNWB(株式会社デンソーワイパシステムズ)は、点検のポイントをまとめた資料を公開しています。拭いたあとに「スジ状の線」「ビビリ」「にじみ」「ムラ」「雪の払い残し」が出ていたら点検し、次の8点のどれかに当てはまればワイパー交換をすすめる、という内容です。
2. ゴムのヒビ割れ
3. ゴムの変形
4. ガタ付き
5. サビ付き
6. デザインワイパーのサビ
7. デザインワイパーカバーの白化
8. フードの裂け
年数で決めるよりも、この8点を実際に見て決めるほうが確実です。
出典:NWB「ワイパー点検のポイント」(PDF)
また、ワイパーゴムだけではなくワイパーブレードごとの交換が必要な場合もあります。

ワイパーブレードの交換時期の目安は、メーカーやカー用品店の案内では1~2年です。
PIAAは「ワイパー本体は1年に1回」を目安としています。ジェームスはワイパー本体(ゴムとブレードをまとめて)を1~2年に1回、イエローハットはワイパー交換2回につき1回を、それぞれ目安として挙げています。
出典:ジェームス「ワイパー交換は自分で?プロに任せる? 交換方法と料金をチェック!」
ただ、この場合も年数は気にする必要はなく、
ワイパーゴムを交換しても拭き取りが改善されない、もしくは、
ワイパーゴムの劣化が早くなった気がするなどの場合にワイパーブレードを交換すれば大丈夫です。
ワイパーゴムの交換方法

では次に、ワイパーゴムの交換方法を紹介します。
まず、簡単にワイパーゴムの交換の流れを以下に示します。
↓
ワイパーアームからワイパーブレードを外す
↓
ワイパーアームをゆっくりと倒しておく
↓
ワイパーブレードからワイパーゴムを外す
↓
ワイパーブレードに新しいワイパーゴムを付ける
↓
ワイパーアームを立てる
↓
ワイパーアームにワイパーブレードを付ける
↓
ワイパーアームをゆっくりと倒す
↓
最後にウォッシャー液を出して、拭き取り状態を確認する
新しいワイパーゴムはカー用品店やホームセンター等で購入することが可能です。
お店の中のワイパーゴムが並んでいるコーナーへ行くと、かなりの種類のワイパーゴムがあります。

車種ごとに長さなどが決まっていますので間違えないようにしてください。
ワイパーゴム売り場には、どの車種にどのワイパーゴムが合うのか確認できる適合一覧表がありますので安心してください。あなたの車種の探し、それに合うワイパーゴムを選ぶだけです。
また、ワイパーゴムは運転席側、助手席側、リアガラス側の3種類それぞれ異なりますので、そちらも注意してください。
ワイパーゴムの交換方法が分かる動画
ワイパーゴムの交換方法に関して分かりやすい動画がYouTubeにありましたので3つ紹介します。
1. ワイパーブレードの取り外し方法&取り付け方法
2. ワイパーゴムの交換方法
3. ワイパーブレードの取り外しからワイパーゴムの交換方法の一連の動画
の3つの動画です。
1. ワイパーブレードの取り外し方法&取付方法
2. ワイパーゴムの交換方法
3. ワイパーブレードの取り外しからワイパーゴムの交換方法の一連の動画
ワイパーゴムの交換方法のコツ
ワイパーゴムの交換方法は上の動画でだいたいわかると思いますが、特に注意して頂きたい部分を紹介しておきます。
・ワイパーブレードを外す
時々、ワイパーブレードを外さずにワイパーゴムを交換する方もいますが、この方法は絶対にやらないように。
力を入れたはずみでワイパーが倒れてしまい、フロントガラスが傷付く可能性があります。必ずワイパーブレードをワイパーアームから外しましょう。
・ワイパーブレードを外した直後に、ワイパーアームをゆっくり倒しておく

これもフロントガラスを傷つけないための対策です。
・ワイパーゴムのロック穴がある側ない側を確認する

必ずロック穴がある側を手前に引っ張って、ワイパーゴムを取り外すようにしてください。初めてワイパーゴムを交換される方の中には、ロック穴がない側から一生懸命ひっぱってしまいがちですので。
・新しいワイパーゴムを挿入する時は、抜き取った側から挿入する

新しいワイパーゴムを挿入する時は、古いワイパーゴムを抜き取った側から挿入します。その際に、ワイパーゴムのロック穴がない側から挿入することを忘れないようにしてください。またやり直すはめになってしまいます。
以上の4点には特に注意すれば、問題なくワイパーゴムの交換ができますよ!
ワイパーゴムの交換の料金や工賃はいくら?
ワイパーゴムの交換のしかたは、主に次の4つです。
1. ガソリンスタンドで交換してもらう
2. カー用品店で交換してもらう
3. ディーラーで交換してもらう
4. カー用品店やホームセンターで購入して、自分で交換する(工賃無料)
オートバックスが公開している、交換のしかた別の費用の目安は次のとおりです。部品代と工賃を合わせた金額です。
| 交換のしかた | 費用の目安(部品代+工賃) |
|---|---|
| 自分で交換する | 約1,000円~2,000円 |
| カー用品店に頼む | 約1,300円~4,000円 |
| ガソリンスタンドに頼む | 約1,500円~4,000円 |
| ディーラーに頼む | 約3,500円~4,500円 |
出典:オートバックス「ワイパー交換はゴムだけでいい?ゴムのタイプや選び方、交換する方法」
それぞれ、もう少し詳しく紹介していきます。
1. ガソリンスタンドで交換してもらう

ガソリンスタンドでは、その場でワイパーゴムを買って付けてもらう形が一般的です。料金は店舗ごとに決めているので、公式に一律の金額を出しているスタンドはほとんどありません。
オートバックスの解説によると、ガソリンスタンドに頼んだ場合の費用は部品代と工賃を合わせて約1,500円~4,000円が目安で、別に買ったワイパーゴムを持ち込んで交換だけを頼める店舗なら、工賃は約500円~1,000円とされています。
持ち込みを受けてくれるかどうかも店舗によって違うので、行く前に確認してください。
2. カー用品店で交換してもらう
カー用品店の中には、ホームページに交換工賃を公開しているお店があります。3社の公表内容は次のとおりです。
| 店 | ワイパーゴムの交換工賃 | ワイパーブレードの交換工賃 | 作業時間 |
|---|---|---|---|
| オートバックス | 税込330円~ | 税込220円~ | ― |
| イエローハット | 各店舗に問い合わせ | 無料 | 5分~ |
| ジェームス | 部品代+工賃で、各店舗により価格が異なる | 約10分~ | |
オートバックスは、これに加えて部品代の目安を、ワイパーゴムが約1,000円~3,000円、ワイパーブレードが約2,000円~8,000円としています。
出典:オートバックス「オートバックスのワイパー交換(費用・交換時期・予約)」
イエローハットはワイパーブレードの交換工賃を無料としていて、ゴム交換の工賃は各店舗への問い合わせになっています。いずれも「店舗・車種により、作業実施の有無・内容・金額・時間が異なる場合がございます」と注記されています。
出典:イエローハット「カーメンテナンス」
ジェームスはピットメニューでワイパーゴム交換を扱っていますが、料金は「各店舗により価格は異なります」として一律の金額を出していません。対象は国産車のみ、作業時間は約10分~です。店頭で扱っている替えゴムは、NWBのグラファイトリフィール(450mm・GR47)が税込748円/本、PIAAの超強力シリコート ワイパー替えゴム(450mm・SUR45)が税込1,300円/本と公開されています(ムーヴキャンパスの一例。車種によって長さが変わります)。
出典:ジェームス「ワイパー交換は自分で?プロに任せる? 交換方法と料金をチェック!」
3. ディーラーで交換してもらう
ディーラーでの工賃は、カー用品店やガソリンスタンドより高くなる傾向があります。
オートバックスの解説によると、ディーラーに頼んだ場合の費用は部品代と工賃を合わせて約3,500円~4,500円が目安で、内訳は工賃が約1,500円、ワイパーゴムが約2,000円~3,000円とされています。
出典:オートバックス「ワイパー交換はゴムだけでいい?ゴムのタイプや選び方、交換する方法」
ディーラーはメーカーの純正部品を使うぶん部品代が上がりやすい一方、点検や車検と一緒に頼めば、そのついでに見てもらえるという利点があります。料金は販売会社ごとに違うので、行きつけの店舗に聞いてみてください。
4. カー用品店やホームセンターで購入して、自分で交換する(工賃無料)
自分でワイパーゴムを交換できる場合は、この方法が一番安く済ますことができます。
替えゴムは1本700円台から売られています(ジェームスが公開しているNWBのグラファイトリフィールが税込748円/本)。オートバックスは部品代の目安を約1,000円~3,000円としているので、撥水タイプなど機能が付いたものを選ぶと、これくらいまで上がると考えておくとよいです。
もし、自分でやる自信がない、自分でやりたくないという場合は、オートバックスなどで購入し、そこで工賃を支払ってやってもらいましょう。
工賃は店舗によって違い、たとえばイエローハットはワイパーブレードの交換工賃を無料と公開しています。ゴム交換の工賃は各店舗への問い合わせになっているので、聞いてみるとよいです。
ワイパーゴムの交換工賃は店舗ごとに違い、どの店も「店舗・車種によって金額が異なる」と注記しています。まずは一番行きやすいところを選んで、電話で聞いてみるのが確実です。
この記事で確認した情報の出典
交換時期と料金は、次のページを開いて確認しました。金額は税込で、車種や店舗によって変わります。
- PIAA「ワイパー・ゴムの交換時期・目安」(交換時期の目安)
- NWB「ワイパー点検のポイント」(PDF)(点検の8項目)
- JAF「ワイパー動作時にビビり音がする場合の原因と対処方法」(ビビり音の原因)
- オートバックス「オートバックスのワイパー交換(費用・交換時期・予約)」(交換工賃・部品代)
- オートバックス「ワイパー交換はゴムだけでいい?ゴムのタイプや選び方、交換する方法」(交換のしかた別の費用)
- イエローハット「カーメンテナンス」(工賃・交換の推奨間隔)
- ジェームス「ワイパー交換は自分で?プロに任せる? 交換方法と料金をチェック!」(交換頻度・替えゴムの価格)
以上、今回は
- ワイパーゴムの交換時期の目安は?
- ワイパーゴムの交換方法
- ワイパーゴムの交換の料金や工賃はいくら?
について紹介しました。

