2017年1月20日
多くの日本車が海外で人気となっていることを知っていますか?
日本車の性能は世界から高い評価を受けており、ヘビーユーザーもたくさんいます。
今回は、海外で人気の日本車の中から特徴的な車種を紹介します!
↓お好きなところからご覧ください
インドの国民車!?スズキ マルチ800
インドは世界第6位の自動車販売大国ですが、自動車メーカーでは第1位がスズキと圧倒的シェアを誇っています。
第1位:スズキ(37.8%)
第2位:ヒュンダイ(14.2%)
第3位:タタ(12.7%)
その中でも2代目マルチ800(日本名アルト)は1983年~2014年まで30年以上基本設計を変えず販売されていました!
インドでは、小型・軽量・パワフルなエンジンのクルマが好まれ車体は軽自動車をベースに、800CC 3気筒の軽より少し大きいエンジンを搭載しています。
性能の高さと価格の安さで爆発的ヒットとなり、インドの国民車として愛されました。
マルチ800
世界的に名を馳せた日本メーカーのスポーツカー!ダットサン240Z
ダットサン240Zの日本名は「フェアレディZ」です。
このクルマは当時北米日産社長片山 豊氏が北米のニーズに合ったクルマの要望から誕生しました。
名車「ジャガー・Eタイプ」のようなロングノーズ・ショートデッキを意識した美しいデザインとトルクを太くしたL型エンジンを搭載し、アメリカで爆発的ヒットしました。
元になったジャガー・Eタイプ
アメリカでは現在でもそのデザインの美しさは高く評価され、父親が所有していて子供も憧れて所有するなどロマンあふれる話もあります。
ちなみにダットサンとは、日産の小型車(乗用車・小型トラック等)部門のブランド名称で、北米市場でダットサンの名で日産車を販売しています
ダットサン240Z ラリーカー
世界一知名度の高いSUV! トヨタ ランドクルーザー
ランドクルーザー100
トヨタを代表するSUV ランドクルーザーは、世界180か国以上に輸出され特にアフリカ・中東では悪路の走破性において、絶大な人気を誇っています!
元々は第二次世界大戦中に軍用車として開発されたのが始まりで、その後市販用に改良され販売されました。
その耐久性・走破性の高さから国連や世界各国の政府機関・警察や海外の軍隊でも使用され、あの犯罪組織イスラム国もランドクルーザーを使用しており、トヨタに渡った経緯を疑われるニュースになることもあります。
その、性能を発揮した映像がこちらです。
ものすごい登坂力です!
トラックも引っ張ります!
90年代に登場したあのクルマが、今年生産終了!? 日産 ツル
日産ツル(メキシコ生産)
海外で人気の車種日産の「ツル」ですが、日本名は「サニー」です。
1966年~2004年まで生産されていたコンパクトセダン 日産サニーは現在、ティーダにバトンタッチをして販売を終了しました。
そのサニーが現在も生産され、しかも1990年に登場した7代目サニー(B13型)のボディをメキシコ工場で作られているのです!
メキシコでは高い品質・耐久性が評価され、主にファミリー層やタクシーに多く利用されています。
残念ながら現在の安全基準の問題から、2017年5月に生産が終了することになりティーダに後を引き継ぐことになります。
まさか、異国の地で90年代のクルマが生産され新車があることは驚きを隠せないです!
近年北米で知名度を上げてきているスバル4WD車!!
ここ数年、スバルの4WD車が海外で人気が上がり特に世界販売売り上げの50%を占めるアメリカが品薄状態と言う事態になっています!
インプレッサ、レガシィ、フォレスターが人気で、モデルチェンジによりアメリカ好みのサイズアップと、日本でも話題になった「ぶつからないクルマ」でお馴染みのアイサイトの高評価が、売り上げにつながっています。
フォレスター(3代目 北米仕様)
レガシィ(5代目 北米仕様)
インプレッサ(5代目 北米仕様)
スバルは過去に世界初の4WD量産車スバルレオーネを発売しています。
4WDシステムの開発に力を入れているスバルは世界でもやはり人気です。
日本の技術力は、やはり世界でも高い評価を受け活躍しているクルマも多く徐々に認知度も増えています。
また、日本の知らないところで日本の製品が活躍していることを知ると、日本って凄いなと実感します!
以上、今回は
について紹介しました。