トヨタのハイラックスをご存じですか?ハイラックスはトラック型として1968年に誕生し、日本でも人気のある車でした。
しかし、ハイラックスは2004年、ハイラックスサーフが2009年を持って、人気車種でありながら日本国内での販売が終了してしまいます。
トヨタ ハイラックス
トヨタ ハイラックスサーフ
そんな中、2017年9月、トヨタはピックアップトラックとしてハイラックスを復活、現在は正式ラインナップとして販売されており、ハイラックスは完全復活を果たします。
トヨタ ハイラックス2017新型(ハイラックスピックアップトラック)
そこで、ハイラックス2017新型にスポットをあて、新型の価格や燃費などのスペック、維持費など注目点についてご紹介していきます。
↓お好きなところからご覧ください
ハイラックスピックアップトラック2017新型の車両価格は?
人気がありながらも国内のラインナップから姿を消したハイラックスですが、2017年9月、ハイラックスピックアップトラックとして復活しました!
復活したとなれば、もちろん注目を集めることになります。では、そんなハイラックス2017新型の価格はいくらなのでしょう?気になる新車価格を見て行きましょう!
○ハイラックス2017新型の新車価格
グレード Z
新車販売価格:374万2200円
グレード X
新車販売価格:326万7000円
ハイラックス2017新型では、2種類のグレードが設定されており、価格差は約50万円となっています。この価格差は、装備の違いによることが大きいようです。
例えば、ZのフォグランプがLEDなのに対してXはハロゲン、Zのエアコンがオートエアコンなのに対してZはマニュアルエアコンなどの装備の違いによるものです。
その他、スマートキーとリモコンキーの違いなどもありますが、車の性能自体に大きな違いはないようです。
ハイラックスピックアップトラック2017新型の燃費は?
次に気になるのは、ハイラックス2017新型のスペックです。燃費を含め、パワーなどエンジン性能について見て行きましょう。
ボディ形状 | 4ドア ダブルキャブ |
全長 | 5335mm |
全幅 | 1855mm |
全高 | 1800mm |
ホイールベース | 3085mm |
車両重量 | 2080kg |
車両総重量 | 2855kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン型式 | 2GD-FTV |
エンジン | 直列4気筒ディーゼルエンジン |
排気量 | 2.4L |
最高出力 | 150ps/3400rpm |
最大トルク | 40.8kgf・m/1600~2000rpm |
タイヤサイズ | 265/65R17インチ |
ミッション | 6速オートマチック |
駆動方式 | パートタイム4WD |
使用燃料 | 軽油 |
燃費 | 11.8km/L |
Z、X両グレードともスペックは共通となっており、パワーやトルク、燃費等も含め、スペックは全て共通となります。
新型となるこのハイラックスピックアップトラックは、乗車定員が5名、荷台は最大積載量500kgと広いスペースが確保されています。
荷台:開口幅1380mm 床面長1565mm 荷台高480mm
ちなみに室内は目的に合わせてシートアレンジが可能となっており、非常に使い勝手が良いというのも大きな特徴となっています。
パワーは150馬力と現代の車からすると若干非力に感じてしまいがちですが、トルクは40.8kgf・mとなっていますので、かなりトルクが太いようです。
この太いトルクが走りの性能の特徴となっており、山道や悪路などを含め、オンロードでもオフロードでも力を最大限発揮することを可能としています。
悪いと思われがちな燃費については、クリーンディーゼルエンジンで11.8km/Lとなっており、車重等から考えると十分に優秀といえる数値になっています。
ハイラックスピックアップトラック新型は、燃費を含めた高い走行性能と高い実用性を持った、広く活躍できる車だといえます。
尚、試乗については全店舗ではないですが、各都道府県のトヨタ自動車販売店でいくつか実施している店舗がありますので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。
ハイラックスピックアップトラック2017新型の維持費はいくら?
ハイラックスピックアップトラックの維持費も気になるとこです。ハイラックス2017新型は普通貨物となり、ナンバーは1ナンバーになります。
1ナンバーの場合、車検は毎年車検ということになりますが、自動車税は普通乗用車と比較するとかなり安いものになりますが、毎年かかる費用について見ていきます。
○自動車税 16000円
○重量税 12300円
○自賠責 23970円
○車検整備 40000~50000円(概算)
この4項目が毎年必要となる費用ですが、1年間の合計で92270~102270円が必要となりますので、年間維持費として10万円程度は確保する必要があるようです。
この他、自動車保険なども必要になってきますが、現在の自動車保険は外資系を含めると保険料にばらつきがあります。
現在、自動車保険料についてネット上でシュミレーションや無料見積もりをしていますので、一度ご確認してみてください。
>> 自動車保険の一括見積はこちらから <<
また、最近では自動車保険のネット契約による割引制度などもあるようですので、事故時の対応等も含めて、自分に合う保険会社を選んでください。
燃料代については現在の価格で考えるとガソリンが全国平均(2017年11月現在)で134.1円、軽油が110.1円ですから、リッターあたり24円程度安くなっています。
また、毎年ではないのですが、パーツとして必ず必要となるのがタイヤ。ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの価格について記載しておきますので参考にしてください。
ダンロップ GRNDTREK AT3 価格:13202円~
ブリジストン DUELER A/T 価格:20800円~
ヨコハマ GEOLANAR A/T 価格:19890円~
トーヨー TRANPATH SUsports 価格:13117円~
ダンロップ WINTERMAXX S JB 価格:13900円~
ブリジストン BLIZZAK DM-V2 価格:20600円~
ヨコハマ iceGUARD SUV GO75 価格:17550円~
トーヨー OBSERVE GSi-5 価格:15769円~
記載した価格は、あくまでもネット販売での最低価格です。詳しくは各メーカー・販売店にお問い合わせください。工賃も店舗によって違いますので、こちらもご確認を。
ハイラックス2017新型ピックアップトラックまとめ
人気モデルでありながら、一時はトヨタのラインナップから姿を消してしまったハイラックス&ハイラックスサーフ。
2017年9月、ボディも大型化され、実用性も高くなり、ピックアップトラックとしてようやくトヨタのラインナップに帰ってきました。
このハイラックスピックアップトラックの復活に目を惹かれた方は、少なくないはず。一度試乗しみて、その素晴らしさを体感してみてはいかがでしょう?