2016年8月11日
ワイパーゴムは時間とともに劣化しますので、必ず交換する必要があります。
今回は、ワイパーゴムの交換時期の目安やその交換方法、
そして、ワイパーゴム交換にかかる料金や工賃がいくらくらいかかるのかも紹介します。
↓お好きなところからご覧ください
ワイパーゴムの交換時期の目安は?
ワイパーゴムの交換時期の目安は一般的に1年とされています。
ただし、環境によっては半年くらいで劣化してしまう場合もあります。
ゴムはまったく使わなかったとしても、経年劣化といって時間とともに劣化してしまいます。さらに、紫外線、雨、雪、気温の変化によって劣化が早まります。
ですので、自宅や職場の駐車場が屋外か屋内かでも劣化の速度は異なります。つまり、単純に1年がワイパーゴムの交換時期の目安と言われても、その車の使用環境によって異なる訳です。
そこで、ワイパーゴムの交換時期を判断する簡単な目安を紹介します。
それは「拭き残し」です。
・ワイパーで拭いた跡にスジ状の線ができたり
・ワイパーがガガガと跳ねて拭き残しができたり(ワイパーがビビるとも言います)
・ワイパーで拭いた跡に水滴が残っていたり(水がにじむ)
・拭きにムラがあったり
・拭いている時にキーキー音が鳴るようになったり
このような状態になっていたら、ワイパーゴムの交換時期です。
普段ワイパーを使っていて、「雨やウォッシャー液の拭き残しがあるな」と思ったらワイパーゴムの交換時期だと思ってください。
そして、実際にワイパーゴムを確認してみてください。弾力がなく固くなっていたり、変形していたり、ゴムの部分にヒビが入っていたりします。
ワイパーゴムの頻度は一般的には1年に1回、5年で5回、10年で10回とされているのですが、それよりも長く使えるはずです。拭き残しがあるなと思ったら交換していきましょう。
安全のためにもフロントガラスはきれいに拭いて視界を確保してくべきですので、少しでも「ワイパーで拭いているのにちょっと見にくいなぁ」と思ったら、ワイパーゴムを必ず交換するようにしてください。
ちなみに、日本ワイパーブレード連合会という会があって、その連合会でもワイパーゴムの寿命(交換時期)は1年と言っています。
→ 日本ワイパブレード連合会(https://www.jwf.jp/knowledge.html)
また、ワイパーゴムだけではなくワイパーブレードごとの交換が必要な場合もあります。
一般的にはワイパーブレードの交換時期は3年毎と言われています。
ただ、この場合も年数は気にする必要はなく、
ワイパーゴムを交換しても拭き取りが改善されない、もしくは、
ワイパーゴムの劣化が早くなった気がするなどの場合にワイパーブレードを交換すれば大丈夫です。
ワイパーゴムの交換方法
では次に、ワイパーゴムの交換方法を紹介します。
まず、簡単にワイパーゴムの交換の流れを以下に示します。
↓
ワイパーアームからワイパーブレードを外す
↓
ワイパーアームをゆっくりと倒しておく
↓
ワイパーブレードからワイパーゴムを外す
↓
ワイパーブレードに新しいワイパーゴムを付ける
↓
ワイパーアームを立てる
↓
ワイパーアームにワイパーブレードを付ける
↓
ワイパーアームをゆっくりと倒す
↓
最後にウォッシャー液を出して、拭き取り状態を確認する
新しいワイパーゴムはカー用品店やホームセンター等で購入することが可能です。
お店の中のワイパーゴムが並んでいるコーナーへ行くと、かなりの種類のワイパーゴムがあります。
車種ごとに長さなどが決まっていますので間違えないようにしてください。
ワイパーゴム売り場には、どの車種にどのワイパーゴムが合うのか確認できる適合一覧表がありますので安心してください。あなたの車種の探し、それに合うワイパーゴムを選ぶだけです。
また、ワイパーゴムは運転席側、助手席側、リアガラス側の3種類それぞれ異なりますので、そちらも注意してください。
ワイパーゴムの交換方法が分かる動画
ワイパーゴムの交換方法に関して分かりやすい動画がYouTubeにありましたので3つ紹介します。
1. ワイパーブレードの取り外し方法&取り付け方法
2. ワイパーゴムの交換方法
3. ワイパーブレードの取り外しからワイパーゴムの交換方法の一連の動画
の3つの動画です。
1. ワイパーブレードの取り外し方法&取付方法
2. ワイパーゴムの交換方法
3. ワイパーブレードの取り外しからワイパーゴムの交換方法の一連の動画
ワイパーゴムの交換方法のコツ
ワイパーゴムの交換方法は上の動画でだいたいわかると思いますが、特に注意して頂きたい部分を紹介しておきます。
・ワイパーブレードを外す
時々、ワイパーブレードを外さずにワイパーゴムを交換する方もいますが、この方法は絶対にやらないように。
力を入れたはずみでワイパーが倒れてしまい、フロントガラスが傷付く可能性があります。必ずワイパーブレードをワイパーアームから外しましょう。
・ワイパーブレードを外した直後に、ワイパーアームをゆっくり倒しておく
これもフロントガラスを傷つけないための対策です。
・ワイパーゴムのロック穴がある側ない側を確認する
必ずロック穴がある側を手前に引っ張って、ワイパーゴムを取り外すようにしてください。初めてワイパーゴムを交換される方の中には、ロック穴がない側から一生懸命ひっぱってしまいがちですので。
・新しいワイパーゴムを挿入する時は、抜き取った側から挿入する
新しいワイパーゴムを挿入する時は、古いワイパーゴムを抜き取った側から挿入します。その際に、ワイパーゴムのロック穴がない側から挿入することを忘れないようにしてください。またやり直すはめになってしまいます。
以上の4点には特に注意すれば、問題なくワイパーゴムの交換ができますよ!
ワイパーゴムの交換の料金や工賃はいくら?
ワイパーゴムの交換は主に以下の5パターンがあります。
1. ガソリンスタンドで交換してもらう
2. カー用品店で交換してもらう
3. ディーラーで交換してもらう
4. カー用品店やホームセンターで購入して、自分で交換する(工賃無料)
それぞれワイパーゴムの交換の料金・工賃がいくらくらいかかるのか紹介していきます。
1. ガソリンスタンドで交換してもらう
ガソリンスタンドでは、ワイパーゴムの工賃は無料の店舗が多いです。
ただ、工賃が無料と言ってもワイパーゴム自体が割高ですので、商品代金に工賃が含まれていると考えて良いでしょう。
ワイパーゴムの料金は、フロントガラス側の2本で1,500~2,000円、リアガラス側のワイパー1本も合わせると2,500~3,000円くらいです。
2. カー用品店で交換してもらう
カー用品店の中には、ホームページにワイパーゴムの交換工賃を公開しているお店もありました。
オートバックスはホームページ上に、ワイパーゴムの交換工賃を324円~と記載しています。
オートバックスであれば、ワイパーゴム自体は700円くらいから購入できますので、ワイパーゴムの料金と交換工賃合わせて1本1,000円くらいからになります。
また、ジェームズのホームページには、ワイパーゴムの代金と交換工賃を含めて760円と記載しています。
かなり安いですね。
イエローハットのホームページ上には、「各店舗に問い合わせてください」と記載されていました。
3. ディーラーで交換してもらう
ディーラーでの工賃は一般的に高くなります。
以下にディーラーでワイパーゴムを交換した方の口コミから、料金と工賃の部分を紹介します。
他には、
といった声があります。基本的にディーラーでの整備やメンテナンスは高くなる傾向があります。
そんな中、ディーラーにしてはかなり安い料金設定をしている店舗のホームページを見つけました。
工賃無料で、フロントガラス側の2本が1,500~2,000円で交換できます。はっきり言ってワイパーゴム代だけで交換してもらえるということです。
近くにこのような店舗があれば良いですが。。。
▶ ホンダカーズ新潟のホームページ
4. カー用品店やホームセンターで購入して、自分で交換する(工賃無料)
自分でワイパーゴムを交換できる場合は、この方法が一番安く済ますことができます。
ワイパーゴムの料金は700円くらいからあります。
もし、自分でやる自信がない、自分でやりたくないという場合は、オートバックスなどで購入し、そこで工賃を支払ってやってもらいましょう。
店舗によっては無料でやってくれる店舗もありますので、スタッフの方に聞いてみると良いでしょう。実際に無料で交換してくれたという口コミも多数ありました。
ワイパーゴムの交換工賃に関しては、ディーラー、カー用品店などは店舗によって無料で交換してくるところも多いですので、まずは一番行きやすいところを選んで聞いてみるのが良いでしょう。
以上、今回は
- ワイパーゴムの交換時期の目安は?
- ワイパーゴムの交換方法
- ワイパーゴムの交換の料金や工賃はいくら?
について紹介しました。