日産ノートとトヨタヴィッツは、両自動車メーカーが誇るコンパクトカーです。
このコンパクトカーといわれる2車種には、どんな違いがあるのかをサイズやエンジン性能を徹底比較していきます。
↓日産ノート
↓トヨタヴィッツ
↓お好きなところからご覧ください
日産ノートとトヨタヴィッツのサイズを比較
まずは、ノートとヴィッツの外観サイズと室内サイズには、どれだけの違いがあるのかを比較していきましょう。
日産 ノート | トヨタ ヴィッツ | |
---|---|---|
全長 | 4100mm | 3885mm |
前幅 | 1695mm | 1500mm |
全高 | 1525mm | 2510mm |
室内長 | 2065mm | 1920mm |
室内幅 | 1390mm | 1390mm |
室内高 | 1255mm | 1250mm |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
外観サイズの全長はノートの方が215mm長くなっており、
全幅はノート、ヴィッツとも同じ1695mmとなっています。
全高はノートがヴィッツよりも25mm高くなっていますが、外観上の25mm差ですので、気にならないといえば気にならない程度の差となっています。
室内長は外観全長が長い分ノートの方が145mm長くなっており、荷室の分も含めてノートの方がヴィッツよりも居住空間が広いです。
室内幅はノート、ヴィッツともに1390mmと全幅と同様で同じサイズになっています。
室内高はノートの方がヴィッツよりも5mm高くなっていますが、室内高の5mmの差は実際に乗ってみると気にはならなかったです。
全体的に考えると車両サイズが大きい分、室内もノートの方が広いということになりますが、コンパクトな分だけヴィッツの方が取り回しは良いです。
日産ノートとトヨタヴィッツのエンジン性能比較
次に、日産ノートとトヨタヴィッツのエンジン性能を比較します。
ノーとは2種類のエンジンを設定しているのに対して、ヴィッツは3種類のエンジン設定が用意されています。
このエンジン設定の種類も、車の選択肢の一つなりますので、それぞれのエンジン仕様について見ていきます。
日産ノート | トヨタヴィッツ | |
---|---|---|
エンジン形式と総排気量 | HR12DE : 1.198L | 1KR-FE : 0.996L |
HR12DDR : 1.198L | 1NR-FKE : 1.329L | |
1NZ-FE : 1.496L | ||
最高出力 | HR12DE : 79馬力 | 1KR-FE : 69馬力 |
HR12DDR : 98馬力 | 1NR-FKE : 99馬力 | |
1NZ-FE : 109馬力 | ||
最大トルク | HR12DE : 10.8kgf・m | 1KR-FE : 9.4kgf・m |
HR12DDR : 14.5kgf・m | 1NR-FKE : 12.3kgf・m | |
1NZ-FE : 13.9kgf・m | ||
使用ガソリン | HR12DE : レギュラー | 1KR-FE : レギュラー |
HR12DDR : レギュラー | 1NR-FKE : レギュラー | |
1NZ-FE : レギュラー | ||
燃費 | HR12DE : 26.2km/L | 1KR-FE : 24.0km/L |
HR12DDR : 18.2km/L | 1NR-FKE : 25.0km/L | |
1NZ-FE : 21.2km/L |
ノートのエンジンはNA(自然吸気)エンジンとスーパーチャージャー搭載エンジンの2種類が設定されており、スーパーチャージャーによって性能に違いが出ます。
ノートのHR12DDRエンジンは、スーパーチャージャーのためパワーはあるものの、その分燃費はHR12DEエンジンと比べても8km/L程度下がってしまいます。
しかし、スーパーチャージャーによってコンパクトカーとしての加速性能は高く、高速走行には特化したエンジンとなっています。
日産ノートのエンジン
ヴィッツの場合は、総排気量によってエンジンが分けられており、「1.0L」「1.3L」「1.5L」に区分されますが、こちらは性能よりも自動車税への関わりが大きいかもしれません。
ノート、ヴィッツは4WDの設定もあり基本性能は2WDと同じになりますが、最高出力や燃費の面が4WDだと若干低下します。
2車種で合計5種類のエンジンがありますから、エンジン性能でコンパクトカーの購入を考えている方には、幅の広い選択肢になることでしょう。
ミッションについてですが、ノートはATのみとなりますが、ヴィッツはATと5MTの設定がありますので、MT派にはおすすめです。
日産ノートとトヨタヴィッツの室内の大きさを比較
最後に日産ノートとトヨタヴィッツの室内の大きさ・広さについて比較してみましょう。
ノートの室内は乗車定員5名ということと、コンパクトカーの中でも全長及び室内長とも長いということで、居住空間だけではなく足元も広い作りになっています。
日産ノートの内装画像
運転席周りもシンプルなものになっていますが、操作スイッチ類は円を基本としセンターコンソール下段に集約させるなど、アイディアも盛り込まれています。
また、センターコンソール部分を平面に近い傾斜をつけることですっきりとしており、前方の視界も良好のようです。
日産ノートのインパネ画像
ヴィッツはノートよりもコンパクトでありながらも乗車定員は同じ5名となっており、全長をコンパクトにしながらも居住空間はしっかりと確保されています。
トヨタヴィッツの内装画像
運転席周りは、シンプルでありながらも遊び心を取り入れた感じになっており、これがヴィッツらしさを演出しています。
トヨタヴィッツの運転席
実用性も高く、グローブボックスを2段にすることで収納力を高くし、助手席には「買い物アシスト」というプレートが備わっており、アイディアでいろいろな使い方ができます。
日産ノートとトヨタヴィッツの比較まとめ
ノートは日産を代表するコンパクトカー、ヴィッツはトヨタを代表するコンパクトカーです。
同じコンパクトカーであっても、ボディサイズやスペック、エンジン性能など違いはありますが、両メーカーがそれぞれのアイディアを盛り込んで開発した車です。
また、2車種とも多彩なオプションも併せ持っているので、ご購入の際は自分好みの一台にしてみるのもいいと思います。
新車車両税込価格はノートが148万円程からで、ヴィッツが115万円程からと価格もお手頃です。
安全先進装備も用意されているようですが、価格にも影響してきますので内容や性能について販売店でしっかりと説明していただくことをおすすめします。
この2つのコンパクトカーは女性でも運転しやすい車になっていますので、運転しやすい車をお探しであれば、ぜひとも選択肢の一台に入れてみていただきたいと思います。
以上、今回は
- 日産ノートとトヨタヴィッツのサイズを比較
- 日産ノートとトヨタヴィッツのエンジン性能比較
- 日産ノートとトヨタヴィッツの室内の大きさを比較
- 日産ノートとトヨタヴィッツの比較まとめ
について紹介しました。