夜間車を運転している時、「対向車のライトがまぶしい!」と思う時はありませんか?
車を運転する方は、少なからずまぶしいと思った経験があるはず。
では、そのまぶしいと感じるときはどんな時なのか?
ここでは対向車のライトがまぶしいと感じる理由や原因、その対策についてご紹介していきたいと思います。
対向車のライトがまぶしい原因と対策
対向車のライトがまぶしいという状況になる原因は主に2つあります。それは、
・対向車のライトがハイビームになっている
・雨の日
の2つです。順番に紹介していきます。
対向車のライトがハイビームになっている
対向車のライトが「ハイビームになっていてまぶしい!」と感じる経験が一番多いと思います。
車のヘッドライトはロービームだと道路に向けて光を発するので、対向するドライバーの視線の下側を照らします。
対抗するドライバーの視線より下側を照らすという事は、対抗するドライバーの視線には直接光が入らないので、あまりまぶしいとは感じないのです。
しかし、ハイビームになっているとヘッドライトはより先を照らそうとすることによって、光の位置が高くなり、対抗するドライバーの視線の中に直接光が入ってきます。
これにより対抗するドライバーは直に光を見ることになるので、非常にまぶしいと感じてしまいます。
暗い夜道や見通しの悪い峠道ではどうしてもライトをハイビームにしたくなります。
対向車が来ることは、ヘッドライトの灯で分かると思いますので、ロービームに戻すことを忘れないでください。
現在の教習所や運転免許講習において、夜間事故防止のために夜間運転のヘッドライトは基本ハイビームとされています。
このことからも、夜間のヘッドライトをハイビームにしている方は少なくありませんので、ドライバーの方には安全のためにも注意していただきたいと思います。
対策としては、自分の目線を路側帯側に少しそむけることで、直接目に光が入らなくなるため、まぶしさを紛らわすことができます。
それと、パッシング等で相手に知らせしてあげても良いです。(ただ、そのパッシングに怒ってしまうようなおかしな人がいることも。。。)
それから、最近はヘッドライトのバルブを交換して、光が白いものや青白いものを選ぶ人もいます。。
この白さや青白さによってロービームであっても、対抗するドライバーがまぶしいと感じることもあるようですので、周囲に迷惑のかからないものにすることも大切なことです。
車を運転する方ひとりひとりが注意することで事故を減少させることができますので、車を運転する方は、周囲への配慮も忘れないでいただきたいと思います。
雨の日
雨の日の夜間運転をしていると、対抗する車のヘッドライトが異常にまぶしいと感じませんか?
これは濡れた道路にライトの灯が反射することに加え、雨によって光が乱反射してるいるからなのです。
これは雨の日の運転を経験している方であれば、誰でも感じたことがあると思います。
この要因は自然現象ですので、人間の力ではどうしようもありません。
目線の角度や顔の角度を変えながら、光が自分の視線からずれるようにして対策してください。
どうしてもライトがまぶしいとか前方が見えづらいと感じるときは、減速してスピードを落とすことも大切です。
こんな時に無理にスピードを出したりすると、大きな事故につながりかねませんので、十分に注意していただきたいと思います。
目の病気によってまぶしいと感じてしまう?
目の病気によって、光やライトをまぶしいと感じることもあるようです。
まずは目の障害となる軽い症状のものをご説明します。
「ドライアイ」というのをご存知ですか?
ドライアイとは、目が乾いてしまうことによって違和感や痛みを伴う、目の病気のことをいいます。
ドライアイにより目が乾いた状態でまばたきをすると、稀に角膜を傷つけてしまうことがあります。
この角膜の傷によって、視覚がしっかりと光を捉えることができずに角膜で乱反射し、まぶしいと感じることがあるそうです。
これは軽度であれば目薬等で対処できますので、薬局で相談して目薬を購入するか、早めに眼科を受診して治療することをおすすめします。
また、これに近い目の病気に角膜炎や虹彩炎があります。
これも前述した症状と似たような症状が現れますが、悪化すると視力の低下にもつながりますので、早めに受診し治療した方が良いです。
それから、非常に危険と思われる目の病気もありますので、ご紹介しておきます。
「視野が狭くなった」「視野の一部が欠けている」なんていう症状はありませんか?
これは緑内障という非常に重度となる目の病気で、悪化すると眼痛や頭痛を伴い、市販の痛み止めでは全く効果がありません。
この症状は眼圧が急激に上がったりするとおこる病気で、医師による処方箋でなければ、その症状を抑えることができません。
夜間の運転の際に対向車のヘッドライトが常にまぶしいと感じる他、暗いところでのライトの光がまぶしいと感じることもあります。
また、日中の日の光がまぶしくて常にサングラスをしていないと辛いといった症状が現れたら要注意で、緑内障が原因である場合は強い緑内障発作を引き起こし、失明の恐れもあります。
この緑内障は悪化してしまうと治癒が難しくなりますが、早い段階であれば悪化を防ぐこともできますし、治癒する可能性もあります。
光が異常にまぶしいと感じる様であれば斜光レンズのメガネやサングラスも販売されていますが、車の運転には支障を来すこともありますので即座に受診することが最大の対策となります。
以上、今回は
- 対向車のライトがまぶしい原因と対策
- 目の病気によってまぶしいと感じてしまう?
について紹介しました。
夜間の運転でライトがまぶしいと感じる原因は対向車のライトが遠目であったり、天候によるものであったり、病気によるものであったりと原因は多々あります。
日中であればサングラスで緩和することもできますが、夜間だとなかなかサングラスを使用することも困難となり、あまり良い対策とはいえません。
このまぶしいと感じる要因も「対向車のライトが遠目だった」「雨による乱反射」などが原因であれば仕方がないのですが、目の病気となると深刻なことになります。
自身が運転する際もこのことに気を付けながら安全運転に心がけ、楽しいカーライフを送っていただきたいと思います。
夜車の運転していると 最近では信号や、車のテールランプが花火のように見えます。そして車のライトがまぶしすぎて運転しにくいです。
左目は霞がかかってる状態です。今年の4月頃からなんとなく目に違和感があり なんとなくどちらかの目に、負担がかかってる感がありました。だんだん少し離れてるだけなのに顔認識がしにくいです。
不安です。