ピックアップトラックの燃費は?車種別の目安と維持費・選び方

ピックアップトラックの燃費は?車種別の目安と維持費・選び方 車雑学




結論:ピックアップトラックの燃費は「ハイラックスで11.7km/L前後、大型輸入車は一桁台」が目安

ピックアップトラックの燃費は、国産の定番であるハイラックスでWLTCモード11.7km/L前後、輸入の大型モデルでは一桁台が目安です。

「実際どれくらい燃費が控えめなのか」「車種でどれだけ差が出るのか」は、購入前にいちばん気になるところだと思います。

この記事では、確認できる数値に絞って、車種ごとの燃費、年間1万km走ったときの燃料代の計算式、税金・車検・高速料金、選び方までを順番に整理します。

金額や税額は、あくまで例・目安として幅でお伝えします。最新の数値は、車検証や公式サイト、見積書で確認してください。

先に全体像を挙げると、次のとおりです。

  • 燃費:ハイラックスは11.7km/L(WLTC)、タコマは平均8.9km/L、F-150ラプターR(4WD)は複合6.81km/L
  • 燃料代:年間1万kmで、ハイラックスは約12万円(軽油140円/Lで計算した例)
  • 税金・車検:1ナンバーは自動車税が安い一方、毎年車検で高速料金は中型車扱い
  • 選び方:用途、ナンバー区分、年間走行距離の順で絞る
  • 日本で少ない理由:道路・駐車場事情、毎年の車検、部品の取り寄せなど

燃費の幅と、ハイブリッド車との差

数値が確認できる3車種を並べると、ハイラックスは11.7km/L(WLTC)、タコマは平均8.9km/L、F-150ラプターR(4WD)は複合モードで6.81km/Lです。

同じピックアップトラックでも、燃費には5km/L近い開きがあります。

エンジンの排気量や車体の大きさが、数字の差に表れていると考えられます。

ハイブリッド車では20km/L以上という数値が示される例があります。ハイラックスの11.7km/Lは、その水準には届きません。

ただし、同クラスのSUVと同等の水準とされています。車体が重いため燃費の改善には限りがありますが、軽油を使える点は経済面の利点です。

車種ごとの数値は、測定モードや表記が異なる場合があります。横並びで見るときは、あくまで目安として捉えてください。

POINT 燃費はハイラックスが11.7km/L前後、大型輸入車は一桁台。ハイブリッド車ほど燃費は伸びないため、走行距離が長い人ほど燃料代の試算が大切です。

▶ 動画で確認:トヨタ公式で見る新型ハイラックス

トヨタ・トルコ公式チャンネルによる、新型ハイラックスの紹介映像です。WLTC11.7km/Lという燃費の目安にあたる車種の姿を、メーカー本人の映像で確認できるためこの節に置きます。

出典:Toyota Türkiye「Yeni Hilux Hayatın Tüm Yönleri İçin」(YouTube・約2分)

「安くて燃費が良い」の現実的な答え(軽トラも含めて)

「安くて燃費もそれなりに良いピックアップトラックはありますか」という質問は、Q&Aサイトにも寄せられています。そこでの回答は「軽トラ」でした。

軽トラは車体が小さいため、燃料代や税金を抑えやすい選択肢と考えられます。ただし、ここまでに確認できた数値に軽トラの燃費がないため、ここでは具体的な数字は挙げません。

軽トラは、荷台の広さ、積載量、乗車人数、高速道路での余裕がピックアップトラックとは異なります。何を運びたいか、どこを走るかで向き不向きが分かれます。

現実的な答えは、優先順位によって次のように整理できます。

  • とにかく出費を抑えたい:軽トラも比較に入れる
  • 国産で扱いやすく、燃費も数値で確認したい:ハイラックスなどのミッドサイズ
  • 購入価格を抑えたい:中古のハイラックスなど(相場は後の章で整理します)
  • 大きさや迫力を優先したい:輸入の大型車。ただし燃料代は高くなる前提で考える

「新車・中古・軽トラ」のどれをどう選ぶかは、後半の章で手順にまとめます。

人気ピックアップの燃費を車種別に比べる

ここでは、数値が確認できる車種を中心に、燃費の目安を比べます。

数値が公表されていない車種や、生産が終わった車種もあります。そうした車種については、無理に数字を当てはめず、見方のコツをお伝えします。

車種 燃費の目安(確認できた数値)
トヨタ ハイラックス 11.7km/L(WLTC/平均燃費)
トヨタ タコマ(4代目) 市街地8.1km/L、高速9.8km/L、平均8.9km/L
フォード F-150 ラプターR(4WD) 市街地6.38km/L、高速7.66km/L、複合6.81km/L
いすゞ D-MAX(2024年発売モデル) 実燃費は非公表
日産 タイタン 2024年モデルを最後に生産終了
トヨタ タンドラ/三菱 トライトン 燃費の数値は確認できず(推測では書きません)

国産の定番:ハイラックス(WLTC 11.7km/L)

ハイラックスは、2017年に日本で再販されたトヨタのピックアップトラックです。燃費はWLTCモードで11.7km/Lとされています。

ピックアップトラックらしい大きさと使いやすさ、乗り心地の良さが特徴とされています。日本車らしさとアメリカンスタイルを融合した一台とも紹介されています。

頑丈な車体で、極寒や灼熱、舗装されていない山道や砂浜でも走れる点が評価されています。軽油を使うディーゼル車という点も、燃料代の面では助かります。

日本で販売されているハイラックスは4WDのみとされています。ボディタイプは、2列シートで5名が乗れるダブルキャブが中心です。

年間1万km走ったときの燃料代は、軽油140円/Lの例で約12万円です。2024年に生産が止まり、再開が待たれているという情報もあります。販売状況や新型の詳細は、公式サイトで確認してください。

輸入車:タコマ・F-150ラプターR・タンドラの燃費と選択肢

タコマは、2.7Lと3.5Lのエンジンを持つ4代目です。確認できた数値は、市街地8.1km/L、高速9.8km/L、平均8.9km/Lです。

年間1万kmの走行なら、ガソリン消費量は1,100〜1,150L前後になります。ガソリン代は14万円前後と予想されています。

F-150は、フォードの主力大型ピックアップです。Fシリーズは、アメリカで最も売れている車として知られています。

ラプターRは5.2L V型8気筒で、720馬力を発揮します。4WD車の燃費は、市街地6.38km/L、高速7.66km/L、複合6.81km/Lです。

タンドラは、5.7L V型8気筒エンジンを積む米国生産のトヨタ車です。燃費の数値を今回確認できていないため、ここでは数値を示しません。

輸入車を選ぶ場合、日本で手に入れるには輸入業者に頼むか、中古車を探す方法があります。ジープ グラディエーターのように、2021年11月から国内のラインアップに加わった車種もあります。

Q&Aサイトには、輸入ピックアップの多くがタンドラだという投稿もあります。理由として、米国のライバル車より新車価格が安く設定されているから、という回答が見られます。これは個人の意見ですので、参考程度にしてください。

▶ 動画で確認:トヨタ公式で見る4代目タコマ

トヨタUSA公式チャンネルによる、2024年型タコマの紹介映像です。この節で平均8.9km/Lの目安を挙げた4代目タコマの外観や走りを、メーカー本人の映像で確認できます。

出典:Toyota USA「2024 Toyota Tacoma | Ultimate Adventure Machine | Toyota」(YouTube・約2分)

D-MAX・タイタンなど、実燃費が非公表・生産終了の車種の見方

いすゞのD-MAX(2024年発売モデル)は、実燃費が非公表です。新しい8速自動変速機を搭載し、動力性能と燃費の両立がうたわれています。

日産のタイタンは、アメリカで生産・販売されていました。2024年モデルを最後に生産を終えています。

数値が見当たらない車種に出会ったときは、次の順番で確認すると迷いにくくなります。

  1. 公式のカタログや公式サイトに、燃費の数値があるかを見る
  2. 数値があれば、測定モード(WLTCなど)を確認する
  3. 燃料の種類(ガソリン、軽油)を確認する
  4. 生産が終わっている場合は、中古車での状態を重視する

数値がないときは、他の車種の数値で補わず、「不明」のまま比較表に入れておくと判断を誤りにくくなります。

トライトンとハイラックスを比較:サイズ・エンジン・4WD

国産で迷いやすいのが、三菱トライトンとトヨタ ハイラックスの2車種です。トライトンは、2024年2月に約12年ぶりに日本へ再導入されました。

ここでは、2023年時点の比較記事をもとに、サイズ、エンジン、4WDの違いを整理します。トライトンの数値はタイ仕様のものです。日本仕様は、公式の情報で確認してください。

ボディサイズとエンジン出力の違い

全長はともに5,320mm前後で、大きな差はありません。全幅やホイールベースに少し差があります。

項目 トライトン(タイ仕様) ハイラックス
全長 5,320mm 5,320〜5,340mm
全幅 1,865mm 1,855〜1,900mm
全高 1,795mm 1,800〜1,840mm
ホイールベース 3,130mm 3,085mm
最低地上高 222mm 215mm
エンジン 4N16型 直列4気筒ディーゼル(3種の出力設定) 2GD-FTV型 直列4気筒ディーゼル(1種)
最高出力/最大トルク 150kW/470Nm、135kW/430Nm、110kW/330Nm 110kW/400Nm
4WD方式 スーパーセレクト4WD-II(2H/4H/4HLc/4LLc) パートタイム4WD(H2/H4/L4)
荷台(最大長×幅) 1,555×1,545mm(最大幅) 1,565×1,380mm(開口部幅)

荷台の幅は、トライトンが最大幅、ハイラックスが開口部幅で測っています。測り方が違うため、単純な比較はできません。

エンジンはどちらもディーゼルです。トライトンは出力の設定が3種あり、中間の仕様でもハイラックスより力強い内容でした。日本にどの仕様が入るかは、その時点では不明でした。

4WDは、ハイラックスが3モードのパートタイム式です。トライトンは、フルタイム4WDを含む4モードで、ドライブモードは7種と多彩です。

燃費で迷ったときの判断のしかた

ここでは、トライトンの燃費の数値を確認できていません。そのため、どちらが燃費で有利かは、推測では書けません。

迷ったときは、次の手順で比べるのがおすすめです。

  1. 公式のカタログで、WLTC燃費と燃料の種類を並べる
  2. 年間走行距離から、燃料代を同じ式で計算する(次の章で解説します)
  3. 登録区分が同じ条件で、税金・車検・高速料金を見積もる
  4. 使い方に合わせて、4WDの仕組みや走行モードを比べる

日常は舗装路が中心で、数値を確認しながら選びたい人は、燃費が公表されているハイラックスから見るとわかりやすいと思います。

悪路での走行モードの多さや、エンジン出力の余裕に魅力を感じる人は、トライトンも比較に加えるとよいでしょう。どちらも、実車で乗り心地や運転のしやすさを確かめるのが近道です。

燃費が響く走行コスト:ガソリン(軽油)代と高速代

燃費の差は、毎月の燃料代としてじわじわ響いてきます。ここでは、自分で計算できる式と、車種ごとの目安を紹介します。

あわせて、見落としやすい高速料金の違いも整理します。

年間1万kmの燃料代を自分で計算する式と車種別の目安

計算式は、次の2つです。

  1. 年間の燃料(L)= 年間走行距離(km)÷ 燃費(km/L)
  2. 年間の燃料代(円)= 年間の燃料(L)× 1Lあたりの単価(円)

たとえばハイラックスは、10,000÷11.7で約855Lです。軽油を140円/Lとすると、約12万円になります。月に直すと、約1万円です。

次の表は、ここまでに挙げた燃費を同じ式に当てはめた参考値です。単価は、比較しやすいように140円/Lで統一しています。

車種(燃費の条件) 年間の燃料(約) 140円/Lの場合(約)
ハイラックス(11.7km/L) 855L 12万円
タコマ(平均8.9km/L) 1,100~1,150L 14万円前後

タコマの年間ガソリン代は14万円前後と紹介されています。表との差は、使っている単価の違いによるものです。

実際の金額は、お住まいの地域の単価や走り方で変わります。表の式に、ご自身の単価を入れ替えてみてください。

POINT 年間走行距離÷燃費×単価で、燃料代は自分で試算できます。

高速料金は中型車扱いで約2割高、休日割引も使えない

1ナンバーの「普通貨物自動車」は、高速道路では中型車として扱われます。そのため、普通車として登録する3ナンバーより、料金は約2割高くなります。

さらに、1ナンバーの中型車には、休日割引などが適用されません。割引を前提に遠出を考えている人は、この点に注意が必要です。

頻繁に高速を使う人は、年間で数万円の差が出る可能性があります。

任意保険も、1ナンバーの車は3ナンバーより高くなる傾向があるとされています。事業用として考えられることが影響しているようです。

燃料代に加えて、高速料金と保険料も合わせて見積もると、1年間の負担を見誤りにくくなります。

税金・車検・ナンバー区分(1ナンバーと3ナンバー)の違い

ピックアップトラックは、その大きさから、基本的には1ナンバーか4ナンバーの貨物車として扱われます。

1ナンバーは毎年車検が必要で、手間を避けるために3ナンバーで登録する人もいます。ただし、1年あたりの税金は1ナンバーのほうが安くなります。

ここでは、紹介されている金額を例として、幅で整理します。税額や制度は改正されることがあるため、最新の内容は車検証や公式で確認してください。

自動車税・重量税・自賠責の目安

項目 例・目安
自動車税(1ナンバー・自家用) 年16,000円(最大積載量2t超〜3t以下の例)
自動車税(営業用) 年12,800円
自動車税(3ナンバー) 2.0〜2.5Lクラスで年43,500円、2.5〜3.0Lクラスで5万円超
重量税(一例) 13年未満12,300円、13年超17,100円、18年超18,900円
自賠責保険 2年で28,370円(車両の大きさで高くなる場合あり)

自動車税は、貨物車では排気量ではなく最大積載量で決まります。自家用の1ナンバーなら、3ナンバーより年間約2万7,500円〜3万4,000円抑えられる計算です。

重量税は、車両重量がかなりあるため、普通車の感覚より高く感じるかもしれません。また、年数が経つと金額が上がる区切りがあります。

車種によっては、エコカー減税の対象になる可能性もあります。

1ナンバーは毎年車検:費用の目安と、3ナンバー登録との損得の考え方

1ナンバー車は、初回が2年後で、その後は毎年車検が必要です。費用は、法定費用と基本料を合わせて10万円程度が目安とされています。

ディーラーは品質が高い一方で、費用は高めになる傾向があります。民間工場なら抑えやすく、複数社から見積もりを取るのが賢明です。部品交換が重なると、追加費用がかかります。

1ナンバーと3ナンバーの損得は、次のように整理すると考えやすくなります。

  • 1ナンバーの得:自動車税が年間2.75万〜3.4万円ほど安い
  • 1ナンバーの負担:高速料金が約2割高く、休日割引なし。毎年車検。任意保険が高めの傾向
  • 3ナンバーの得:高速料金が普通車扱いで、毎年車検の手間が軽くなる
  • 3ナンバーの負担:自動車税が高くなる

高速を使う回数が少なく、車検の手間も気にならない人は、1ナンバーの税の安さが活きます。

反対に、長距離移動が多い人や、毎年の車検が負担な人は、3ナンバーも比べる価値があります。

3ナンバーで登録できるかどうかは、車の大きさなどの条件で決まります。購入前に、販売店や運輸支局で確認してください。

POINT 1ナンバーは税が安い代わりに、毎年車検と高速料金で負担が増えます。税金だけでなく、車検・高速・保険を合わせて年間で比べましょう。

燃費と価格を両立する選び方と、中古ピックアップの探し方

燃費と価格を両立するコツは、車種名から入らず、使い方から逆算することです。

ここでは、用途やナンバー区分、年間走行距離から絞り込む方法と、中古のハイラックスを見るときのポイントをまとめます。

用途→ナンバー区分→年間走行距離で絞る3ステップ

  1. 用途を決める:何を、どれくらい運ぶのか。仕事か趣味か。悪路を走るか、舗装路が中心か
  2. ナンバー区分を決める:1ナンバーのままか、3ナンバー登録も検討するか(税金・車検・高速料金で比べる)
  3. 年間走行距離で試算する:先ほどの式で燃料代を出し、税金・車検と合計する

この順番で考えると、「車両価格は安いのに、年間の出費は思ったより大きかった」という失敗を避けやすくなります。

新車、中古、軽トラの違いは、次のとおりです。

選択肢 向いている人 確認したいこと
新車(国産ミッドサイズ) 燃費を数値で確認し、保証を重視したい人 販売状況や納期は変わるため、公式で確認
中古(ハイラックスなど) 購入価格を抑えたい人 年式、走行距離、修復歴、保証、車検の残り
軽トラ 出費を抑え、荷物の運搬が中心の人 荷台の広さ、積載量、乗車人数、高速での余裕
輸入大型車 大きさや存在感を重視する人 燃料代、駐車場、部品の取り寄せ

よくある失敗は、次の3つです。

  • 車両価格だけで比べて、燃料代や毎年の車検を入れていなかった
  • 測定モードの違う燃費を、そのまま横並びで比べてしまった
  • 年式が古い車の重量税の区切りを見落とした

中古ハイラックスの相場感と、年式・走行距離で見るポイント

中古車情報サイトの掲載例(取得時点)では、ハイラックスの支払総額は年式や走行距離によって大きく幅があります。

年式 走行距離 仕様の例 支払総額の目安
2003年 約20.5万km 2.7 ダブルキャブ 4WD 約180万円台
2020〜2021年 約4万km 2.4 Z ディーゼルターボ 4WD 約360万〜390万円台
2024年 約3.4万km 2.4 Z GRスポーツ ディーゼルターボ 4WD 約450万円台

装備、保証の内容、地域によっても価格は変わります。相場感をつかむ参考として見て、最新の価格は各サイトで確認してください。

中古で見るポイントは、次のとおりです。

  • 年式:13年や18年を超えると、重量税の区分が変わる例がある
  • 走行距離:同じ年式でも、状態の差が出やすい
  • 車検の残り:1ナンバーは毎年車検のため、費用の時期を逆算しておく
  • 修復歴・整備・保証:記載があるか、内容を確認する
  • 燃費:年式やエンジンによって違うため、グレードごとに公式の数値を確認する

購入前に、車検費用の見積もりも取っておくと安心です。

日本でピックアップが少ない理由と、アメリカでの燃費の捉え方

日本でピックアップトラックを見かける機会が少ないのは、車そのものより、日本の環境との相性が大きく関わっています。

一方で、アウトドアブームの影響で、近年は関心が高まっているとも紹介されています。三菱トライトンが2024年2月に再導入されたのも、その流れの一つです。

道路・駐車場事情、毎年の車検、部品の取り寄せ

理由として挙げられるのは、次の点です。

  • 道幅や駐車場が狭く、大きな車体が扱いにくい
  • 1ナンバーは毎年車検で、時間と費用の負担が増える
  • 高速料金が中型車扱いで高く、任意保険も高めの傾向
  • 販売される種類や台数が少なく、修理では部品が取り寄せになりやすい

部品が取り寄せになると、修理に時間がかかり、費用も増えやすくなります。この点を避けたい人は、ピックアップトラックを選びにくいようです。

日本では、軽自動車や燃費のよい普通車、小回りのきく車が好まれています。大型のピックアップは、その価値観と合いにくい面があります。

サイズの分類で見ると、日本の道路にはコンパクトサイズが最も合い、ミッドサイズのハイラックスなども扱いやすい部類とされています。

アメリカでの人気と、大型車と燃費をめぐる最近の動き

アメリカでは、ピックアップトラックが販売の上位を占めています。フォードのFシリーズは、アメリカで最も売れている車として知られています。F-150は、ピックアップ部門で40年以上連続の売上1位とされています。

背景には、広い土地と広い駐車場があります。車の大きさが問題になりにくく、郊外では一度に大量の荷物を買い込むため、積みやすい荷台が魅力になっています。

最近の報道では、燃料価格と車の選び方の関係が話題になっています。日本車6社の米国での販売は、1〜9月で1%増となりました。燃料高を背景に、燃費の良いハイブリッド車が好調と伝えられています。

ピックアップ分野では、GMがディーゼルのピックアップに力を入れる一方、競合はハイブリッド路線と報じられています。新型のシボレー シルバラードHDには、8.3LのV8ターボディーゼルが搭載されると発表されました。

アメリカの消費者は大型SUVやピックアップを好む傾向がありますが、車両価格の高さとガソリン価格の影響も指摘されています。大きな車でも、燃費は選ぶときの重要な要素になっています。

日本でピックアップを選ぶ場合も、数値を確認し、年間の出費を試算してから決めるのが、納得のいく選び方です。

▶ 動画で確認:フォード公式で見る新型F-150

フォード公式チャンネルによる、2024年式F-150の紹介映像です。アメリカで最も売れているFシリーズの主力モデルを、メーカー本人の映像で見られるためこの節に置きます。

出典:Ford Motor Company「新型2024年式フォード F-150のご紹介 | フォード」(YouTube・約3分)

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