1ナンバーの維持費！車検費用・自動車税金・高速料金など

2016年8月11日

今回は1ナンバーの維持費に関して紹介します。

まず、1ナンバーとはどういう定義なのか説明し、その後、

車検費用、自動車税、重量税などの税金関係に関して紹介していきます。

↓お好きなところからご覧ください

車の1ナンバーとは？4ナンバー・3ナンバーとの違い

まず、1ナンバーとか3ナンバーとか、
車に詳しい方でないと何のことを言っているのかわからないかもしれません。

車のナンバープレートを見れば、何ナンバーか分かります。
次のナンバープレートは何ナンバーでしょうか？

はい、数字があるのは「5」だけですね。
これは5ナンバー車のナンバープレートです。

このナンバーの付け方は、国土交通省が決めています。
以下の画像は国土交通省のホームページで公開されている画像です。

https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/sikumi/sankou_03.htmより

つまり、

1ナンバー：普通貨物自動車
2ナンバー：普通乗合自動車(バス)
3ナンバー：普通乗用自動車
4ナンバー：小型貨物自動車
5ナンバー：小型乗用自動車 or 小型乗合自動車(バス)

ということです。

一般ユーザーは乗用車になりますので、3ナンバーか5ナンバーになります。

このようにナンバーは、
「普通車」か「小型車」か、そして「貨物」か「乗用」か「乗合」かで分かれています。
※1～5ナンバー以外のナンバーもありますが、今回の説明では省きます。

普通車か小型車かの違いをどうやって判断するのかですが、
小型車の大きさ(サイズ)、エンジン排気量を以下のように規定しています。

・全長：4.7m以下
・全幅：1.7m以下
・全高：2.0m以下
・エンジン排気量：660cc超～2000cc以下

この4つの数字を1つでも上回ると普通車になります。

代表的な普通車は、バス、大型トラック、大型乗用車が該当します。
「普通車」と呼ぶ割には、大型なのでちょっと分かりにくいですよね。。。^^;

ここまでの内容をまとめると、
1ナンバー、3ナンバー、4ナンバーの違いを聞かれた場合は、
まず、普通車か小型車かを判定します。

普通車であれば、4ナンバーではありません。

そして、1ナンバーか3ナンバーかは貨物自動車か乗用自動車かです。
つまり、物を運ぶ用か一般的な使い方をするかの違いです。

1ナンバーにかかる車検費用は以下。

・点検整備代、検査代、代行手数料など。
・重量税：16,000円/年間
・自賠責保険料：25,830円/13ヶ月
・印紙代：1,100～1,800円/年

1ナンバーの維持費の重大項目である税金に関して紹介します。

1ナンバーの自動車税と重量税はいくらなんでしょうか？

1ナンバーの自動車税は年間16,000円です。

3ナンバー、5ナンバーの一般的な乗用車の場合は排気量によって自動車税の金額が異なりますが、1ナンバー、4ナンバーの貨物自動車の自動車税は一律です。

参考に3ナンバー、5ナンバーの自動車税を以下に記載しておきます。

かなり安いことが分かります。

また、排気量が大きい車両ほど、
乗用車と貨物車の自動車税の金額差が大きくなります。

重量税は年式によっても異なりますが、今回は13年経過していない車両のみを考えます。

また、重量税は車検の時に支払う税金です。
乗用車は新車から3年後、それ以降は2年ごとに車検を受けます。
貨物車は新車から2年後、それ以降は毎年車検を受けます。

今回は、比較しやすいように年間当たりの税額を記載します。